🐱ウェールズのガウワーのシーサイドウォーキングコースにある標識。

ウェールズ語も書いてある。どっちに行く?

 

今日は、私が世の中のことを考えるきっかけになった本について書きます🐱

 

○堤未果『日本が売られる』幻冬舎、2018年。

 

多分、多くの人が日本の現状や将来に漠然とした不安や停滞を感じていると思います。でもその原因ははっきり見えてこないと思います。なぜなら、メディアで報道されないことが多いからです。この本では、その不安の背景を具体的に映し出しています。つまり、日本の危機的な現状です。初めてこの本を読んだ時はショックすぎて愕然としたし、自分がお花畑でした。この本は今から6年前の2018年に出版されていますが、今も日本は出血大セール中です🤯

 

売られているものは、水、土、タネ、食の選択肢、農地など多岐に渡ります。言い出したらキリがない。それぞれ、主に法案をもとにわかりやすく説明されています。

 

例えば。。。

水については、世界が水道再公営化に向かう中、日本は水道民営化(2018年に水道民営化を含む水道法改正案が可決)など。

水道水が安全に飲めるのは本当にありがたいことだと思います。海外に行くとそのことを実感する。また、映画『華氏119』でアメリカのミシガン州フリント市の住民が、鉛に汚染された水道水を飲んで重大な健康被害にあった場面を見たことがあります。とても悲惨な状況でした。

 

深刻な現実を受け止めることは辛いです。見て見ぬふりをしたくなると思います。でも、目をつむって歩いている方がもっと怖いです。なぜなら、自分の身を守る、もしくは現状を良くしたかったら、事実に向き合わないとどうすることもできないからです。

 

これは、ある英語の言葉です。

“Like an ostrich burying its head in the sand”

(砂の中に頭を隠したダチョウのように)

 

この言葉は、問題や嫌なことに目をつぶっていても、問題がなくなるわけではないということを意味しています。

 

一人一人の仕事や好きなこと、続けたいこと、大事な人、生活、自由はかけがえのないもの。

 

一度変わってしまった社会構造を元に戻すことは大変です。

 

その前に事実を把握して、おかしいことはおかしいと言い続けることが大切だと思う。

 

グローバルに組み込まれた現代で、沈黙のままだと飲み込まれていきます。

なぜなら、外国は意見をはっきり主張したり意見を通すことがとても得意だからです。

そして今は誰かが守ってくれるのではなく、自己責任の時代だからです。

 

とても大変な時代。だけど、一日を大切に生きたいと思う。

 

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