ラピスラズリは、王家間の贈り物交換にも度々登場しています。
非常に興味深いのは、紀元前14世紀のエジプトと西アジアの王家間で
やりとりされた外交文書であるアマルナ文書に出てくるラピスラズリです。
その文書に記載されるほとんどのラピスラズリには、「山の」という
アッカド語（楔形文字）の形容詞が付いて書かれています。
つまり、このラピスラズリは山から取れたラピスラズリを意味し、
ラピスラズリの模倣（つまりガラス）ではないことを強調しています。
参考にしたウェブサイト
The Metropolitan Museum of Art. (2023). The Met Collection. https://www.metmuseum.org/art/collection
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