中1の娘の3回目の学力推移調査の結果が出た。


今回は参加者数が少なく、37,743名であった。


1月実施

国語 83点 偏差値 65.4  GTZ  S3

数学 71点 偏差値 65.2  GTZ  A1

英語 78点 偏差値 62.9  GTZ  A1

総合 偏差値 66.8  GTZ S2


偏差値は全国偏差値だ。


〈参考〉

4月実施

国語 89点 偏差値 63.3  GTZ  S3

数学 66点 偏差値 56.4  GTZ  A2

英語 88点 偏差値 68.7  GTZ  S1

総合 偏差値 66.2 GTZ S1


9月実施

国語 88点   偏差値   68.6  GTZ  S1

数学 38点 偏差値 45.4  GTZ  B3

英語 76点 偏差値 60.4  GTZ  A1

総合 偏差値 58.0  GTZ  A2


こうしてみると、国語と英語の得点率は各回のばらつきは小さい。

おおよそ実力は安定している。

数学のみが乱高下している。

どうも数学は以前より確実にマシになっている。

学校の数学の成績も同様に推移していることからもわかる。

2学期の中間テストは代数も図形も平均以下だったが、期末テストはどちらも平均以上で図形はなんと90点台であった。

そして、3学期しょっぱなのこのテストでも、娘にしてはよくできた。


なぜだろう。

日能研の算数の偏差値の平均が50に届かなかった娘だが、その苦手だった算数よりは数学が簡単に感じるとのこと。

しかしそれは1,2学期も同じであるので、急にマシになった理由ではなさそう。


他に考えられる理由をいくつか考えてみた。

①能動的に勉強に取り組むようになった

自分から勉強するようになった。

娘の同級生は自ら学ぶ人が多いとかで、この中で最も頭の悪い人になりたくないから、だそうだ。

『自主的に勉強すると、効率よく理解できるし覚えられる!あぁ〜、なんで受験の時にそうしなかったんだろ〜!』と叫んでいた。

勉強したくなくて、下克上算数の答え丸写しをした娘が、この変わりよう。

私の出番はほぼなくなった。


②勉強習慣の定着

学校生活に慣れてきた頃から、放課後に学校で宿題を済ませてから帰宅するようになった。

2学期中間テストの惨敗を受けて、彼女なりに敗因を分析し、土日は平日の復習にあて、試験前には出題範囲を3周した。

複数回目は間違えたところだけを回したのだが、


授業→当日宿題で解く→土日に解く→テスト前に複数回解く


なので、最低でも3回は解いている。

(しかし、なぜ去年、コレをやってくれなかったんだろう。あの私の苦労はなんだったのか)


③成長した

この1年、身長が7〜8cm近く伸びた。

ただの成長期なのかもしれないが、言動も大人びてきているのを感じる。


こうして考えると、この学校に入ったおかげで、勉強するための環境が整ったことと、本人の成長のみが要因で、親は子どもの学力に全くの無関係、大した影響を与えない存在なのだとわかる。

全くは言い過ぎかもしれないが、思春期に入った子どもに、親が直接してやれること、影響を与えることはほぼないようだ。

少なくとも私たち親子はそうなので、環境を与えることが最重要なのだ、中受して良かったんだ!と思う。


だがしかし、分からないことがある。

中受時の日能研偏差値と、ベネッセの学力推移調査の偏差値との関わりだ。

地頭論的にはやはりまた、日能研偏差値レベルに収斂していくということなのだろうか。