息子(中高一貫校に通学する、高1)とその母の、家庭学習記録です。
学校と同じスピードなので、公立より1年ほど先取りしています。
息子は国語が苦手で、漢字も語彙もできなかったので、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』を購入。
この問題集の画期的なところは、『目で見て覚える』ところだ。
まずは普通に漢字をテストし、できなかった漢字だけをじっくり見て覚えるのだ。そして覚えたかどうかを再度テストする。
ある程度要領の良い息子よりも、これは娘に必要な問題集だった。
うちの娘は何度練習しても、なかなか漢字を覚えなかった。
最初に間違えたものは永久かと思うくらい間違い続け、最初は書けたものもまた間違えた。
これだけやってるのに、なぜなんだ。
漢字ってそんなに時間がかかるもの?
この疑問に対する答えは、今度は算数の先生からもたらされた。
算数が最悪だった娘について、グノーブルの算数の先生に面談していただいたのは、4年だったか。
漢字すらまともに覚えない娘に切羽詰まり過ぎて、算数のついでに漢字の相談もしたところ、ご自身の体験談をお話くださった。
「何十回も漢字の練習をするのに憶えない友人がいて、不思議に思って観察したら、最初によく漢字を見ていない。自分はわりと漢字が得意で、まず、漢字をよく見てつくりなどを確認し、覚えてから書いて練習するが、くだんの友人はパッと見て覚えた気になって、「大体こんな感じ」と、曖昧なまま何度も練習していた。」
、、、わーーー
最初にちゃんと漢字を見ないってなに?
漢字が曖昧って、それ漢字じゃないじゃん、象形文字?
なんだそれ。
気を取り直して、兄もやったこの問題集に切り替えた。
間違えた漢字を暗記するまで終わらないので、頭を使わざるを得ないのだ。
当然だが、漢字と語句の習得率は格段に上がった。
しかし、目を離すと曖昧なまま済まそうとするので、油断ならなかった。
ちなみに、うちの娘は先日、英語の単語の小テストで7問中1問しか正解していなかった。
また「曖昧なまま」「だいたいこんな感じ」で「覚えたつもり」だな、と分かったので、先生の作ってくださった英単語練習帳をコピーして、間違った単語だけを、見て覚えるまでやる方式(漢字と同じ方法)でやってもらった。
翌日のまとめのテストではかなりできたそうだ。
変わってない。
まだまだ、発展途上の娘だ。油断ならない