娘には3歳上の兄がいる。

彼は去年高2で、彼の友人たちの「中2で中だるみ(&その他の理由)で、そこからうまく抜け出せなかった子」の結果が出そろった年だった。

 

第一段階 中3

中高一貫校では、たいてい中2までに中学校の内容を学習し終え、早い学校では中2から、遅くても中3から高校の学習範囲に入る。

なので中3になるまでに中学の範囲をある程度マスターしていないと、高校の範囲は理解もできない

理解できないものが解けるようにはならないので、中3になると、先生方には先が見えてくる。

そして「このままいくと、来年高校に進学しても進級が難しいかもしれない。」という肩たたき的な忠告を個別にされるようになる。

一見冷たそうだが、これは学校側の親切なのだ。

それは高1になるとわかる。

 

第二段階 高1 一学期

高1の一学期に、大量の退学者が出た。

コロナの影響か例年より不登校も多く、学年の1割近くが退学していった

一縷の望みで進級したものの、やはり無理だと悟ったメンバーが、通信制の学校などに転校していくパターン。

不登校、中だるみ、その他理由はもろもろだが、勉強のできない子は「まるでついていけない」と高校で自覚する。

高校の入学金を払ったうえで一学期だけ通学し、たいていは転校するためまた新しい学校の入学金を払う。

これならば、中3であきらめて高校から新しい学校に入学したほうがいい。

中3での先生の肩叩きは、やはり親切なのだ。

 

第三段階 高1 三学期

息子の学校では、三学期に1年間の成績の総合評価が出されるのだが、定期テスト粗点+平常点で40点以下を4教科以上とると即留年、3教科までなら追試、という仕組みになっている。

追試は一度のみで、受けなければ留年、落ちても留年だ。

第二段階で学校を辞めてった人々の中には、これをクリアできないという予測の上で早めに切り上げたという人もかなりいた。

息子の代では3人が留年となった。

大抵は転校していく。

 

こうして、高2になる頃には、とりあえず大学進学できそうな者だけが残っていた。

高2でも頑張れず、追試になる者もいたし、授業に出られない、ついていけないという理由で辞めていく子もいたが、ほんの数名だ。

高3では完全にお掃除完了というわけだ。

 

私は大いに焦った。

息子はともかく、娘はヤバい滝汗

ただでさえヤバいのに、スマホ中毒でさらにヤバく、中学の範囲の習得なんてできていない。

中2の三学期の学力調査の結果を見ても、数学はまるでわかってないということがわかる

 

 

数学は、高校で追試を受けても合格できないかもしれない。

留年する未来しか見えなかった。

なんせ二学期中間は、クラスで39番目なのだ。(全部で41人で、1人が不登校だ)

彼女が留年しなくて、誰が留年するというのだろう。