竹内まりやといえば先月9月に最新アルバム「Turntabele(ターンテーブル)」がリリースされたばかりだが、矢継ぎ早にシングル「旅のつづき」が10月9日にリリースされた。吉永小百合と天海祐希が主演する10月11日公開の映画『最高の人生の見つけ方』の主題歌としての書下ろしであることや、初回特典にTurntabeleのショートムービーのDVDが収録されていること、そして何より40周年を記念したライヴへの応募券が同封されており、今回も購入。シングル発売は昨年のシアター・ライヴ「souvenir☆the movie」やデビューアルバム40周年記念リマスター盤発売に始まった40周年のアニバーサリー関連企画の一つの締めくくりであり、41周年にむけた竹内まりやにとっての新たな始動ともいえる。今回のシングルタイトル「旅の続き」は映画の主題歌でありながらも今の竹内まりやの心境そのものが綴られているように感じた。収録曲は以下の通り。
1. 旅のつづき ※映画「最高の人生の見つけ方」主題歌
2. OL’ 55
3. 旅のつづき(Original Karaoke)
「旅のつづき」は冒頭で聴かれる竹内まりやによるアカペラのコーラスワークがまず印象的。夫の山下達郎もバックグラウンドボーカルとして参加しているが、そんな達郎の影響も受けたのだろうか、まりや版一人アカペラといった感じだ。また、ホーンセクションも参加したPOP調のノリの良さに加え、歌詞の中に出てくる「旅」(Journey)や「sun」「moon」といったワードが、どこかゴダイゴの「銀河鉄道999」と似たテイストを感じさせてくれる。歳を重ねてもポジティブに生きる歌詞は竹内まりやの今の心境でもあるのだと思う。
一方、カップリングされた「OL'55」は米国のシンガーソングライター、トム・ウェイツ(b.1949)のカバー曲。この曲がまた良かった。OLは「OLD」の意味。1955年製の古い車に乗ってフリーウェイを走るトム・ウェイツの若き日の姿が描かれた曲だが、竹内まりやのカバーには本人オリジナル曲かのような味わいがあった。ジャケット撮影はLAだというが、20代の活動初期にLAレコーディングを経験した彼女にとってはある意味原点となる場所でもあり、64歳を迎えた彼女にとっては感慨深かったに違いない。「旅のつづき」に「たとえ残された時間が限りあるものと知っても 最後の最後の一秒までも 私たち楽しむわ」という歌詞があるが、人生をポジティブに生きようとする力強い意志に改めて共感を覚えた。夫婦共にこれからも活動を応援していきたい。
【こだクラ過去ブログ/竹内まりや関連】
■祝!竹内まりや 40周年記念ニューアルバム「Turntable(ターンテーブル)」~全62曲の豪華スペシャル3枚組
■祝!竹内まりや デビューアルバム40周年記念リマスター盤~RCA時代のアルバム5作品+特典ライヴ音源
■祝!竹内まりやデビュー40周年記念シアター・ライヴ「souvenir☆the movie」を観て
■震災復興祈願 最新ディスクより 竹内まりや「いのちの歌」~東日本大震災より一年
■祝!竹内まりや、デビュー30周年ベストアルバム「エクスプレッションズ」リリース~夫、達郎との30年
■NHK「SONGS」に竹内まりやが再登場!~2000年の感動のライブ・パフォーマンスも放映
■クラシック&フュージョン界のアーティストが送るJ-POPの名曲~竹内まりやの「元気を出して」
1. 旅のつづき ※映画「最高の人生の見つけ方」主題歌
2. OL’ 55
3. 旅のつづき(Original Karaoke)
「旅のつづき」は冒頭で聴かれる竹内まりやによるアカペラのコーラスワークがまず印象的。夫の山下達郎もバックグラウンドボーカルとして参加しているが、そんな達郎の影響も受けたのだろうか、まりや版一人アカペラといった感じだ。また、ホーンセクションも参加したPOP調のノリの良さに加え、歌詞の中に出てくる「旅」(Journey)や「sun」「moon」といったワードが、どこかゴダイゴの「銀河鉄道999」と似たテイストを感じさせてくれる。歳を重ねてもポジティブに生きる歌詞は竹内まりやの今の心境でもあるのだと思う。
一方、カップリングされた「OL'55」は米国のシンガーソングライター、トム・ウェイツ(b.1949)のカバー曲。この曲がまた良かった。OLは「OLD」の意味。1955年製の古い車に乗ってフリーウェイを走るトム・ウェイツの若き日の姿が描かれた曲だが、竹内まりやのカバーには本人オリジナル曲かのような味わいがあった。ジャケット撮影はLAだというが、20代の活動初期にLAレコーディングを経験した彼女にとってはある意味原点となる場所でもあり、64歳を迎えた彼女にとっては感慨深かったに違いない。「旅のつづき」に「たとえ残された時間が限りあるものと知っても 最後の最後の一秒までも 私たち楽しむわ」という歌詞があるが、人生をポジティブに生きようとする力強い意志に改めて共感を覚えた。夫婦共にこれからも活動を応援していきたい。
【こだクラ過去ブログ/竹内まりや関連】
■祝!竹内まりや 40周年記念ニューアルバム「Turntable(ターンテーブル)」~全62曲の豪華スペシャル3枚組
■祝!竹内まりや デビューアルバム40周年記念リマスター盤~RCA時代のアルバム5作品+特典ライヴ音源
■祝!竹内まりやデビュー40周年記念シアター・ライヴ「souvenir☆the movie」を観て
■震災復興祈願 最新ディスクより 竹内まりや「いのちの歌」~東日本大震災より一年
■祝!竹内まりや、デビュー30周年ベストアルバム「エクスプレッションズ」リリース~夫、達郎との30年
■NHK「SONGS」に竹内まりやが再登場!~2000年の感動のライブ・パフォーマンスも放映
■クラシック&フュージョン界のアーティストが送るJ-POPの名曲~竹内まりやの「元気を出して」