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旅の締めくくりとして、美瑛で出会った理想のコーヒーカップと豆を。コーヒーカップは白金温泉の近くに所在する「皆空窯(かいくうがま)」のアトリエ・ギャラリーにて。店内を一巡りした際、これだ!ときたのがこのカップだった。派手すぎず、地味すぎず、且つ落ち着きのあるデザインで、手に持った感触もぴったり。これまで、様々な店で陶器のカップを眺めてきたが、デザインと手に持った感触の双方が自分に合ったものに中々出会えなかった。しかしながら、今回はまさに一目惚れとでもいうべきで、すぐさま購入。この「皆空窯」は札幌出身の作家、南 正剛氏による工房で、一つ一つ手作りされ、個性が異なる陶器ならではの味わいが、たまらない。この「皆空窯」で作られたカップの中には、倉本聡脚本のドラマ「優しい時間」(1995年)で使用されたマグカップも置かれており、美瑛発のブランドが活躍していることを窺わせた。
もうひとつ、出会ったのは、美馬牛駅近くの閑静な住宅街に所在する地元の人気カフェ「自家焙煎珈琲 Gosh(ゴーシュ)」の「Goshブレンド」。深煎り系のブレンドだが、北海道の厳しい冬にはぴったりな味で、記念に購入した。
帰京して、早速この皆空窯のコーヒーカップとGoshブレンドで味わってみた。まさに、広大な北海道の土地と美瑛の風景が眼前に広がってくるような、そんな味だった。また一つ、コーヒーの楽しみが増えた気がした。


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                  ♪美瑛の緑の中に佇むアトリエ・ギャラリー「皆空窯」♪

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                          ♪地元で人気の「Goshブレンド」♪