深夜に聴くのにぴったりなジャズを見つけた。ティエリー・ラングのピアノ。その印象を例えていうなれば、月光に照らされたピアノから一音一音、紡ぎ出される音楽。音が浮かび上がっては消え、消えては浮かび上がる。ラングのピアノには、そのゆったりとしたテンポ感に身を委ねられる心地良さと、ジャズならではの即興的なソロプレイの両方が楽しめる。(Blue Note - EMI 1999年12月録音 )
収録曲はラングのオリジナルが中心だが、ヘンリー・マンシーニの「酒とバラの日々」やフレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」の名曲も演奏されている。ただ、完全にラングの音楽として表現されており、ジャケット曲目を見るまではオリジナルと聴き間違えていた程だ。
ラングの音楽との出逢いは日本人で好きなジャズピアニスト、和泉宏隆さんが音楽雑誌「ショパン」の中で連載していたコラムがきっかけ。自身が影響を受けたジャズ・ミュージシャンを紹介している中で、ティエリー・ラングの名前を見つけた。
ジャズ初心者にとって、奥深いジャズの世界で自分に合った音楽を見つけるのは時間がかかる。世間が認める名盤から聴き始めるのも一つの手だろう。自分の場合、前回ブログしたように、感性に合ったアーティストが影響を受けた音楽から見つけたいという思いがあった。そういう意味で、和泉氏のピアノはかねてより自分の感性にぴったりの音楽だった。自分のお気に入りピアニストが一人でもいればそのピアニストつながりの作品を聴くことで、自分だけのこだわりのジャズの世界も拡がっていくものだ。
収録曲はラングのオリジナルが中心だが、ヘンリー・マンシーニの「酒とバラの日々」やフレディ・マーキュリーの「ボヘミアン・ラプソディ」の名曲も演奏されている。ただ、完全にラングの音楽として表現されており、ジャケット曲目を見るまではオリジナルと聴き間違えていた程だ。
ラングの音楽との出逢いは日本人で好きなジャズピアニスト、和泉宏隆さんが音楽雑誌「ショパン」の中で連載していたコラムがきっかけ。自身が影響を受けたジャズ・ミュージシャンを紹介している中で、ティエリー・ラングの名前を見つけた。
ジャズ初心者にとって、奥深いジャズの世界で自分に合った音楽を見つけるのは時間がかかる。世間が認める名盤から聴き始めるのも一つの手だろう。自分の場合、前回ブログしたように、感性に合ったアーティストが影響を受けた音楽から見つけたいという思いがあった。そういう意味で、和泉氏のピアノはかねてより自分の感性にぴったりの音楽だった。自分のお気に入りピアニストが一人でもいればそのピアニストつながりの作品を聴くことで、自分だけのこだわりのジャズの世界も拡がっていくものだ。