マスカーニの「歌劇カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲」はストリングスを中心に演奏される叙情的なクラシックの名曲だ。自分がこの曲を初めて耳にしたのは小学六年生位だったろうか。カラヤン指揮ベルリンフィルの録音だったように思う。
これをバイオリンだけで、しかも48人という大所帯で演奏されたアルバムがある。題して「The London Violin Sound」('94年録音 カーラ)。ただの企画アルバムと思うなかれ。メンバーはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(英語表記ではザ・ロンドン・フィルハーモニック)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団(ザ・フィルハーモニアと表記されることも)の三つのオケのファーストヴァイオリン奏者。何よりロンドンの一流オケのヴァイオリン・パートの音だけを堪能できるのが嬉しい。選曲も素晴らしく、標題の曲以外に「チャルダーシュ」(この超絶技巧曲を48人で演奏するとは!)やガーシュインの「サマータイム」等、心をくすぶられるものばかり。ヴァイオリン版カヴァレリアは原曲と何の違和感もなく、ただただ美しい・・・。
このユニークな企画の火付け役はこのアルバムの中でも指揮をしているジェフリー・サイモンという指揮者だ。
既にバイオリン以外にもチェロやトランペットなど、ロンドンの一流オケの各セクションを指揮したアルバムがシリーズでリリースされている。トランペットアルバムにもロンドン交響楽団やブラス界の名プレーヤー達が演奏に名を連ねており、これらの楽器の経験者にとっては必携のアイテムだ。
それにしてもサイモンは企画プロデューサーとしても抜群なのだろう。このアルバムのレーベルである「カーラ」というレーベルは自身が立ち上げたものだし、世界初録音ものを積極的に取り上げていていたり。クラシックレコード業界に旋風を巻き起こすのも性に合うのだろう。
こういう企画趣旨の元集うレコーディングはきっと充実していたに違いない。ロンドンのオケにますますハマる自分であった(^^;
これをバイオリンだけで、しかも48人という大所帯で演奏されたアルバムがある。題して「The London Violin Sound」('94年録音 カーラ)。ただの企画アルバムと思うなかれ。メンバーはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(英語表記ではザ・ロンドン・フィルハーモニック)、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団(ザ・フィルハーモニアと表記されることも)の三つのオケのファーストヴァイオリン奏者。何よりロンドンの一流オケのヴァイオリン・パートの音だけを堪能できるのが嬉しい。選曲も素晴らしく、標題の曲以外に「チャルダーシュ」(この超絶技巧曲を48人で演奏するとは!)やガーシュインの「サマータイム」等、心をくすぶられるものばかり。ヴァイオリン版カヴァレリアは原曲と何の違和感もなく、ただただ美しい・・・。
このユニークな企画の火付け役はこのアルバムの中でも指揮をしているジェフリー・サイモンという指揮者だ。
既にバイオリン以外にもチェロやトランペットなど、ロンドンの一流オケの各セクションを指揮したアルバムがシリーズでリリースされている。トランペットアルバムにもロンドン交響楽団やブラス界の名プレーヤー達が演奏に名を連ねており、これらの楽器の経験者にとっては必携のアイテムだ。
それにしてもサイモンは企画プロデューサーとしても抜群なのだろう。このアルバムのレーベルである「カーラ」というレーベルは自身が立ち上げたものだし、世界初録音ものを積極的に取り上げていていたり。クラシックレコード業界に旋風を巻き起こすのも性に合うのだろう。
こういう企画趣旨の元集うレコーディングはきっと充実していたに違いない。ロンドンのオケにますますハマる自分であった(^^;