先日、何気なく「ヤフオク」を閲覧していましたところ表題の古雑誌を無事に落札する事が出来ました
申し遅れましたが2014年明けましておめでとうございます(本年最初の書き込みになっています)
他にも色々と古い無線雑誌を落札しておりますがその中でも『最古』の年代にあたるCQハムラジヲを幸運にも落札出来、今年は春から何となくツキが回ってきたのかも知れません(大雪が降った事にも関連があるのかも・・・)
この表紙に写っている無線機は前にご紹介した事がありました米国コリンズ・レディオ・カンパニーが世に送り出した最高傑作モデル「KWM-2」型短波帯トランシーバーを日本のHamがSOLID COPY(完全コピー)した珠玉の自作トランシーバー、その名も製作者JA1EXMのコールサインに因んで『EXM-2』とネーミングされたREGEND(レジェンド)的トランシーバーなのであります
今日は著作権的に無効かどうか分かりませんが「表紙の説明」をそのままUPさせて頂きたいと存じます
「プロの技術に挑んだアマチュアの夢」(原題では力作となっています)
そもそもこのようにコリンズのKWM-2と同じセットを作ってみようと思い立ったのは、もう三年も前の事でした。持ち運びが楽で1台のセットでOKと言うことで、モデルに憧れの的だったKWM-2を選んだ訳ですが、完成するまでにはいろいろと苦心がありました
回路の上で一番苦心したところは、負帰還を掛けるための中和のところで、最初コイルのシールドケースを一体に作ったところお互いのコイルで結合を生じ、バンドごとにNFの中和が狂ってしまい、これはシールドケースを独立させる事で解決しました。その他このセットにはモデルに無いRITやCW LEVELなどの回路を組み込んであります。
なお、写真はコリンズのマーク(通称ウイング・エンブレムと呼ばれる)を借りて付けてみたものです
(TNX JA1EXM)
注 唯一オリジナル・パーツを組み込んだ部分はセット中央のPTO(日本では通常VFOと表示します)
なお、このオレンジのPTOは日本無線のNRD-505全波受信機の内部にもライセンス生産されたような名残があります(後日紹介させて頂きます)