はい、しばらく投稿が途絶えておりましたので今回は三回連続のupデス！
お気付きの方も少なくないはずですが上の画像を左クリックしますと「拡大」サイズでご覧になれますのでどうかゆっくりとお楽しみ下さい
『TR-7010』型トリオ・カートランシーバーのご紹介です。一見はどうみてもFMモービル機にしか見えないのですが実はSSB/CWデュアルモード機です！走行中の車内からどうやってダイヤルをピンポイントで合わせるのかと申しますと「周波数シンセサイザTUNING」によって144.100～144.295MHzを5KHzステップで40チャンネルでフルカバーしている為、選局が非常に簡単に作られているのです！
なお、微調整はVXO方式と呼ばれるRIT（受信周波数だけ上下にシフトする）と同様の動作を送信回路にも組み込みチャンネルのセンターから上下に±2.5KHzスイープする事ができるのです。これによって相手の送信周波数にゼロインさせ呼び出しを行います
このモデルの存在はカタログや広告でしか拝見した事が無く、三年前に西白河郡矢吹町で開催された福島県ハムの集い会場で飛び込みで「私設アマ無線博物館」を入口でロケーションを行ったのですが、その時、ご来場者の方より博物館にご寄贈下さった第一号機でもあります
保存状態も申し分なく当時の純正ハンドマイクロフォンに固定局運用時のスタンドまで付いてさらに元箱・取説付きのコレクターグレードそのものの『お宝無線機』であったと存じます