不妊娠の原因の一つに、生殖器に何らかの菌が存在し、さらにそれが妊娠を妨げていると言うケースがあります。特に女性のケースは性器が何らかの菌に感染しやすい為、このような状況が生まれやすい様です。その為、検査の際には性器が菌に感染していないかと言う事も調べますが、その中でも特に一般的に有名な検査が「月経血培養検査」といわれるものです。
月経血培養検査で調査するのは「結核菌」です。
結核と言うと、普通は肺の病気として認知されています。ですが、実際には結核菌は肺ばかりとは限らず、他の器官にも感染する事があります。これを「肺外結核」と良います。そして、この肺外結核の中には、性器が結核菌に感染してしまう「性器結核」も含まれているのです。
結核菌が生殖器に感染すると不妊娠の原因となる為、その状態を解消する為の不妊娠療法が必要となります。この結核菌は、不妊娠療法をしっかりと行えば根治する事が可能です。
その為、仮に結核菌に感染している事がわかったとしても、悲観する必要はありません。むしろ、原因がはっきりしたので解決に向けての療法が出来るとポジティブに考えた方が良いでしょう。
月経血培養検査の検査は、月経中に行います。経血の分泌量が比較的多い日を見計らって経血を採取し、さらに結核菌の有無を調べます。経血を採取する時には注射器等を使う為、若干の痛みがあります。この検査は菌の培養だけで数十時間かかる為、検査結果が判るまでには大体1?2ヶ月を要するのが一般的です。
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