各論では、
軍争篇・急変篇・行軍篇・地形篇・九地篇・用間篇・火攻篇
の7部構成です。
全てを引用すると超長文となりますので、今回はポイントと
なる部分を要約して説明します。
ここでは、利害関係をよく検討し、不利を有利に変える工夫
が必要であるというです。
まず、最初に覚えて頂きたいのが、風林火山陰雷です。
これは甲斐(山梨県)の武将、武田信玄が一部を抜粋して
旗に掲げたことでも有名です。
疾(はや)きこと風の如し、徐(しず)かなること林の如し、
侵略すること火の如し、動かざること山の如し、知り難き
こと陰(かげ)の如し、動くこと雷霆(らいてい)の如し。
行動を起こす時は疾風の如く迅速に、情勢を見る時は
林の如く整然と、攻める時は烈火の如く猛然と、動くと
不利な状況の時は山の如く泰然と、闇の如く実態を隠
し、出動する時は雷の如く周囲を震撼させる。
これはビジネスにおいても、個々においても非常に
重要なマインドセットであり、時と場合によって使い
分けができれば最強の武器となります。
彼を知り己を知れば、勝、乃ち殆うからず・・・・・
人間関係において相手を知るということは大切です。
その為には、相手の全てを肯定し、受け入れなけれ
ばなりません。
一旦、受け入れてあげる事で相手も安心します。
そして相手の心を開き、「内なる声」を聴くことです。
これが相手に対する問題解決になると共にビジネス
におけるリソース(資源)にもなります。
始めは処女のごとく、後に脱兎のごとし
初めの内は相手を安心(油断)させるように振舞う事
に徹し、機を見て逃げるウサギのように素早く相手の
懐(ふところ)に入ります。
一度、相手の懐に入ってしまえば、主導権をこちらに
移し易くなりますので、より有利に物事を進めることが
できます。
軽々しく戦ってはいけない
争いからは何も生まれません。
一時の感情から争いを起こすと自分が消耗するばかり
でなく、相手も離れていきます。
一度壊れてしまった人間関係は簡単には元に戻りません。
ですから賢明な君主は軽々しく争いを起こさないのです。
これは人間関係を安泰にし、仲間同士の絆を保全する
最善な方法なのです。
以上が【孫子の兵法】で要点となる項目です。
本来は個々の内容に至るまで細かく説明したいのですが、
あまり長々と解説しても飽きてしまいそう?なのでかなり
簡略化致しました。
では最後に、もうひとつ。
戦わずして勝つ!
孫子における基本の基です。
この意味を一度、じっくりと考えてみてください。
あなたなりの答えが見つけられれば大きな一歩となり
ます。
それほど、この言葉の意味は深いのです。