”基礎化粧品をやめて、ワセリンにしましょう。”

当クリニックで当たり前のように、このフレーズが使われています。


なぜ多くの女性が基礎化粧品の”とりこ”になってしまうのか?

よく考えてみました。


基礎化粧品の中には肌に効果があると言われている成分のほかにも、保存剤などを含めた肌に必要なく悪影響を及ぼす成分が多く含まれます。それらの成分を毎日一生懸命肌にすり込むと・・・・肌は自然に悪くなりますよね?また、肌には本来の水分を保持する力がありますが、化粧水による余分な水分を加えてしまうと本来の肌が産生する皮脂(あぶら)が作られなくなってしまいます。(水分が足りているので、肌がサボってしまいます。)また肌につけた水分は蒸発するときに、肌の自然の水分も一緒に蒸発することで乾燥が進んでしまいます。


ただ、基礎化粧品にはつけたときには肌がもっちりするように作られています。そのため基礎化粧品を愛用する女性は基礎化粧品を使えば肌がもっちりして、しばらくして乾燥すると追加の保湿剤などを使ってしまします。どんどん追加される水分により肌はどんどんさぼってしまい、肌に悪影響な成分を肌にすり込むことで肌はますます薄くなっていきます。


基礎化粧品使用後のもっちりした肌質は、一見こじわをカバーして、理想の肌質を再現しているように錯覚してしましますが・・・・実は肌を限りなく衰えさせてしまっています。


そんな基礎化粧品をなぜ女性は使いつづけるのか???


その答えが、本日来院されたにきびに悩む10代の女性を診察して少しわかった気がしました。


10代、20代初めの女性は肌がしっかりしていて、角質が厚いです。

アンチエイジングで悩まれる多くの女性にとっては理想的な肌ですが、女性たちは少し厚くざらざらした角質や肌から産生された自然の皮脂(あぶら)に悩んでいます。おそらく20代後半の角質が少し薄くつるっとした肌にあこがれているのではないかと思っています。そのために基礎化粧品を使い始め、自然と角質も薄くなり、肌も少し薄くなることで、基礎化粧品を使うことで肌がよくなるといった錯覚に陥るのでしょう。

そのまま年齢を重ねても基礎化粧品を使い続けることで、肌はますます薄く、乾燥肌になり、その先には加速するアンチエイジングが待っています。


当院で推奨しているワセリンは皮脂の多い10代女性には向かないと思っています。あくまで自然の皮脂を最大限に用いたいアンチエイジング世代(20代後半)の女性に向いています。皮脂で悩む女性には、少し違ったアプローチが必要です。


人間の肌は年齢とともに、肌の状態が分かってきます。その年齢に合わせたスキンケアを提供する必要がありますね。。。。