こっくの気ままなひとりごと -3ページ目

この世界の片隅に……

今日は、毎年の厄除け参りに県内の某神社へ。いつもと行くルートを変えて帰りに寄り道。

ずっと前から観たいと思っていた
映画「この世界の片隅に」鑑賞。

温かな雰囲気の主人公、アニメーションだからこそ、締め付けられる戦争のむごさと、何気ない毎日がどれだけ幸せか……を思い知らされた作品。

これは、創作ではなく現実としてあったこと。広島が舞台だけど日本中であったこと…。

日本中はもちろん、全世界、全世代に観て欲しいです。

それにしても、上映館が少な過ぎる(T_T)

口コミで期間と上映館は当初よりだいぶ広がったみたいだけど、まだまだ、たくさんの人に観てもらいたいです‼

ヒロインのすずが、戦時下でも鉛筆を握りしめ、ひたすら絵を描いていたシーンが印象に残りました。
どんな時でも、心の持ちようで毎日を自分らしく幸せに生きることはできる…。

丁寧に毎日を生きる姿に感動しました。

パンフレットは売り切れでした(T_T)
でも特集記事のあった雑誌を読み、余韻にひたりつつ…、すずにとっての鉛筆、
私の心の拠り所、新作カードを仕上げた2月のはじめでした。

写真、1枚目は先月仕上げた結婚祝♪
2枚目は今月最初の観劇に出演する役者さんお2人に。

酉年だけに、羽ばたくカードを☆☆
本当は鶏?なんでしょうけど、とりあえず(笑)いいかな?








19世紀から昭和まで





昨日は、今年最初のミュージカル観劇♪
「フランケンシュタイン」
日生劇場

幼い頃、母を病で亡くすもそれを受け入れられず医師である父を責め「必ず僕が生き返らせる‼」と誓うビクター・フランケンシュタイン。その後成長した彼は戦場の遺体を利用した実験をくり返す…
戦争が終わり、その戦場で知り合った友人と新たに研究の一歩を進めようとしたその矢先、その友人、アンリは不幸な出来事により殺人犯に仕立てられてしまう。

そして、処刑されたアンリの頭部を使い、ビクターはついに…。
実験を成功させるも、新たに生き返ったアンリは、記憶もなくただのおぞましい怪物となってしまう。ビクターは、執事を殺した怪物を自らの手で処分しようとするも、
逃してしまい…

私、昔に見たフランケンシュタインの物語を勘違いしていたらしく…
フランケンシュタインは、人造人間を造った側の博士だったのですね。
で、怪物には名前はないそうです。

造られた人間、いや怪物の、哀しいその後の生き方と、死を受け入れられず、彼を生み出してしまったフランケンシュタインの哀しい過去…

おぞましく、哀しい物語。でも友情や家族の愛情に飢えた人間の悲劇は他人事とも思えず…。人間のエゴと怪物の純粋さと。

内容的にはツラいものの、そこはミュージカルなので、表現が歌とダンス☆なのは見応えがあり、時おりみせる笑いのシーンにも救われました♪舞台セットも豪華☆☆

明るいシーンの社交界のダンスは素敵でしたし、やはりあの時代の衣裳は好みなので、それも楽しみの1つでした。

今回、初めてのミュージカル俳優さん
柿澤勇人さん、小西遼生さん他、
何人かを拝見し、新たな魅力を堪能しました(*^_^*)


そして、今日は…
「エキスポ」
赤坂RED/THEATER

うって変わって昭和の日本。大阪万博が終わりに近づいている。所は九州宮崎の片田舎。とある一家の母が急死し、そのお通夜とお葬式の2日間に繰り広げられる人々の群像劇。
長男の嫁は仕切り、娘たちはそれぞれの想いをかかげ、喪主の父は頑固者ながら人任せ。長男はかつての浮気相手の旦那から責められ…亡き母が経営していた連れ込み宿の常連に、別れた長女の旦那、謎の男が押し掛けて…

たくさんの人間が、これでもかと入り乱れ、笑わせながらも、その人情溢れる家族、周りの人達の想いにホロリとさせられる…。人への想いは、いつかちゃんと届くんだなぁ…と。

涙が何度も頬を伝いました。
田舎の方言も心地よい、平均年齢高めの(笑)役者さん達も温かい、そんなお芝居。

29日(日)まで
赤坂RED/THEATERにて。






ユー・アー・ミー?

ラッパ屋
「ユー・アー・ミー?」
紀伊國屋ホール

今年2度目の観劇。

昭和の時代と平成と、過去の自分と、現在の自分…。
時代に合わせて変わった自分と、変えられない自分とが出会う、大人のちょっと可笑しく切ないファンタジー。

実績、個人主義な平成の会社事情と、仕事はチーム、人との繋がりが強かった昭和時代。

どちらも良いところと、何だかな…のところがある。
自分が自分と出会ったら??のまさかの展開に笑いながらも考えさせられて。

まさかのあの歌の解釈や、あるある平成ネタ、昭和ネタには笑いました♪

でも、時おりグサリと刺さるセリフもあり。
平成に合わせて、ドライになった主人公が変わりきれない自分に言う「このまま、何も残さず流されて生きるのか?せっかく生まれてきたからには、この世に何か爪痕を残したいとは思わないのか」みたいなセリフにドキリ…。

一方で、変わりきれない自分の「人生、最期に思い出すのは、自分の周りにいる人達の顔だ。その人達の顔が笑顔でありたいとは思わないのか」というようなセリフにも、納得。私はどちらかなら、こっちかな?
でも、もう一方の気持ちも分かる…。


どちらも極端で、真ん中がいいんだろうけど、なかなか器用にもなれず。

自分よりも、若干上の年齢の役者さんたちがリアルに、そして楽しく演じていた舞台でした。

東京公演は本日で千秋楽ですが、
栗原市公演もあるようです。
1/29(日)

中年には見応えある素敵なお芝居ですよ。