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過日、「ギャラリーためなが」から「巴里を魅了する和の九人」なる展覧会の案内が来た。この画廊が無名の若手作家展をやるなど珍しいことだ。早速観に行く。
江川直也なる作家の作品が目に止まった。写実作品なのに具象の域を超えている。木立の枝の周りに箔を張り、削り落として岩絵の具を施す技法もひたむきさを感じさせる。豊かな自然を伝統技法で描きたく、長野に移り住んだという。好青年であった。