去年、無事定年退職されたHさんは、様々なことに興味をお持ちのようで、いつも積極的に取り組んでらっしゃいます。ヴァイオリンもそのひとつとなり、ヴァイオリンの練習は日課になっているようで嬉しいことです
そんなHさんのレッスンで気になったことがあります。
それは、音階などで
押さえた指を離していく時、
・他の指が1指にくっ付く
・指板からかなり離れてしまう
ということ。
『離した指が1指にくっ付く』=『指が縮む』と、次押さえる時にまた伸ばさないとならず、そうなると正しい位置に戻れない可能性が生まれます。また、指板から遠いと、再び指を押さえる際に時間もかかってしまいます。
ですので、指を上げる時は
・指は押さえた所の真上に
・指板から離れ過ぎず
ということに気を付けてみて下さい😊
Hさんも気を付けたら、無駄な動きが無くなったので音階の下降系の際のバタバタした動きが少なくなり、音程も安定してきました。
無意識な動きを意識的に改善するのは、慣れるまでは大変ですが、とても大切なことですので、コツコツやっていきましょう😊