この4月から始まった、
Eテレの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」
みなさん観ていますか?
毎週水曜日の22:50からやっているのですが、
ねこ好きにはぜひおすすめしたい番組です。
もう4回くらい放送されていますが、
今回は初回の感想を。
内容は「もの書く人と愛猫との日々を描く異色ドキュメント」とのこと。
初回は「結婚できない男」などを手掛ける
脚本家の尾崎将也氏と、その家族の日常が映し出されます。
サブタイトルは「尾崎将也とグーとばななとロビンとダリと鏑とさくら」。
そうです、尾崎さんのお家にはねこが6匹。
それぞれ個性的ですごくかわいいんです。
尾崎さんは、『「結婚できない男」の桑野は自己投影』と語ります。
なるほど、無口でちょっと気難しそうなところが桑野(阿部寛さん演じる独身貴族の主人公)っぼいかも。
赤ちゃんやねこに対していわゆる猫なで声ができず、
丁寧語で話しているというのもそれっぽい。
番組の後半では、まさにその阿部寛さんの渋ーい声で、
尾崎さんご自身によるねこについてのエッセイが朗読されます。
後から知ったのですがこれ、書き下ろしだそうですね。なんて贅沢!
朗読の後ろでは、もちろん尾崎家のねこ達の愛くるしい姿が映し出されます。
ねこと文学、その相性のよさと言ったら!
耳も目も、ねこにどっぷり浸かって癒される、
たいへん見応えのある番組です。
これから録画した他の回を観るのが楽しみ。
おうちで時間を過ごされる方も多いと思いますが、
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね。