大事な大事な私の猫のこと。
こんなに大きく私の人生に関わるなんて思ってもみなかった!
猫を愛する人たちに、読んでもらえたら嬉しいな。
#1人生を変えた猫との出会い
2020年5月の「超」気持ちいい晴天の日。
新宿の物静かな住宅街を歩き、待ち合わせ場所へと向かった。
「新宿にもこんなに静かな場所があるんだ~」
と、知らない景色に驚いた。
少し待っていると同世代くらいの女性が現れて、保護猫たちのシェルターへと案内された。
はじめて会ったときのこと
中に入ると、さっそく茶トラの保護猫が、人懐っこく足元にまとわりついて甘えてきた。
でも、私の目は、お目当ての2匹がどこにいるのかと部屋中を見まわした。
事前に
「猫風邪で片目が涙目になっています。その状態での面会でも構いませんか?」
と確認されていたから、実際に見ても右目の涙目は全然気にならなかった。
(目なんて治るから関係ない、ってその時は思ったけど・・・。
これがゆくゆく事件に繋がる)
そんな目のことよりも、「超」小さい顔に驚いた。
そして、ピンと縦に伸びた大きな耳。
真っ黒なその姿に、
「ああ、写真で見た通りだ!」
と胸が高鳴った。
もう既にこの時点で堕ちてしまっている。
手が届かないキャットウォークの上にいた黒猫のナータンを下からまじまじと眺めていると、保護主さんに声をかけられて、もう1匹のところへ案内された。
「この子はとても怖がり」
という説明を聞きながら視線を向けると、棚の上の狭い隙間にいた。
別の保護猫とひっついて、棚に挟まるようにして隠れていた。
(今思えば、怯えていたんだよね)
全身を見ることはできなかったが、顔を見た瞬間にこの子も
「写真で見た通り!」
だと感じた。
そして、黒キジトラのディスが体勢を変えようと私にお尻を向けたとき、異様なものが目に飛び込んできた。
自問自答から直感と決心
尻尾が極端に短いことはネットの紹介文で知っていたので、驚きはしなかった。
けれど、それは「短い」というより、根元から切断されたものだということがすぐにわかった。
これほど鋭利な角度で、直線的に尻尾がなくなっている。
これは人間がやったに違いない。
そう思ったとき、保護主が
「ネットの紹介文にはあえて書きませんでしたが、私は人間がやったことだと思っています」
と話してくれた。
「『よくぞ生き延びた』と、保護した直後の獣医さんにも言われました」
「普通なら、出血が止まらずに死ぬか、たとえ止まったとしても感染症で死んでしまうところだと」
心の中で
「間違いない、人間がやったんだ・・・」
と理解してうなづき、少し離れたところでディスを眺めながら、この子を家に迎えて本当に大丈夫だろうか?と一応自問自答してみた。
人間への恐怖心から一生懐かないかもしれない。
何か問題が起きるかもしれない。
そうなれば自分の生活や人生に大きな影響が出るだろう。
最後まで責任を持てるのだろうか?
考えながら、ディスに向かって手の甲をゆっくり差し出してみる。
ディスは動かない。
(今思えば怖くて固まっていただけ)
そのまま顔に触れることができた。
(今思えばなんて迷惑なことをしたんだろう)
保護主が「この子を触れたお客さんは、あなたが初めてです」と言った。
ディスの目を見ると、まん丸で確かに怖がってはいたけれど、「きっと大丈夫だ」と直感した。
「うちに来る?」って声をかけてみたら目はさらにまん丸になった。
(今思えば声がよっぽど怖かったんだと思う)
「とても仲が良いきょうだいなので」
と保護主は言い、どちらか1匹という選択肢はなかった。
譲渡は2匹一緒であることが条件だった。
お迎え
2週間後、5月12日。
わが家のマンションの部屋まで送り届けるという役目を終えた保護主は、リビングの床に膝間づいて、ダンボールの隠れ家に入って姿が見えないディスとナータンに向かって
「新しいお家だよ。もう大丈夫、ずっと一緒だよ」
と短く語りかけた。
保護主とこの子たちのお別れのシーンを見守りながら、この子たちはそれほどまでに、決して引き離してはいけない存在なんだと強く胸に刻んだ。
つづく
もう6年も前のことなんだ(ビックリ・・・)
猫のことをお仕事にするほどまでに私の人世はこの子たちによって変わってしまった!
今とても幸せなのである💕
猫飼いさんで興味のある方がいたらご活用ください
↓↓↓
https://gamma.app/docs/-emhv1vcw24tyms7?mode=doc





