2021年も、早くも2月で、1月はいぬ、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったもので、月日がどんどん過ぎてますね
さて、介護保険制度の改正がやってきます。今年の4月から、第8期目が始まると言うことで、訪問介護に関する改定もある程度発表がありました。
結論から言えば、なんだかんだで、若干の介護報酬が微増、認知症ケアや看取りケアの評価の追加、特定事業所加算の緩和と、処遇改善加算の見直しが行われました。
新形コロナウイルス感染拡大の影響によって、全介護職種が大変な状況の中にあり、ヘルパーもその影響でさらに離職が進んだりしており、報酬に関しても期待してたんですが、最終的に、1単位〜2単位の微増に落ち着きました。
んー
ヘルパー不足は新型コロナの影響以前から深刻で、事業所の閉鎖も続いている中で、期待してたんですが
今回の訪問介護報酬の改定は以下のようになりました。
＜現行 ⇒ 改定後＞
身体介護中心型（１回につき）
２０分未満 １６６単位 ⇒ １６７単位
２０分以上３０分未満 ２４９単位 ⇒ ２５０単位
３０分以上１時間未満 ３９５単位 ⇒ ３９６単位
１時間以上１時間３０分未満 ５７７単位 ⇒ ５７９単位
以降３０分を増すごとに算定 ８３単位 ⇒ ８４単位
生活援助加算※ ６６単位 ⇒ ６７単位
※引き続き生活援助を行った場合の加算（２０分から起算して２５分ごとに加算、７０分以上を限度）
生活援助中心型（１回につき）
２０分以上４５分未満 １８２単位 ⇒ １８３単位
４５分以上 ２２４単位 ⇒ ２２５単位
通院等乗降介助（１回につき）
９８単位 ⇒ ９９単位
新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価
新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価として、全てのサービスについて、２０２１年９月末までの間、基本報酬に０.１％上乗せする。
まあ、これまでも、生活援助に関しての議論があり、大幅なマイナス改定の可能性もあったので、若干ではありますが、プラスになったと言うことで、この3年間頑張っていくしかないですね。
高知県ホームヘルパー連絡協議会としても、今年度で理事役員の2年の任期が満了し、近々理事会を開いて、理事役員に関することや、来年度の取り組みについて話し合いを行います。
新型コロナウイルスの影響で、研修のあり方が大きく変わって、今年度は思うように事業が出来ませんでした。
現在は、これからの新しい研修体制のため、オンライン研修のさまざまなコンテンツを作成中で、少しづつニューノーマルな体制を作っていきます。
新年度に関して、高知県内のヘルパー不足に対しての取り組みをどうするか、また大きな変化をしていくつもりですので、体制が整い次第お知らせします。
さて、今日も一日（暦は祭日ですが）頑張りましょー
春の予感がする青空を見ながら
