側弯治療、術前も術後も病院によって色々と違いがあるのでまとめておきます。
娘の住む地域には側弯治療では全国一位のとても有名な病院があります。でもそこには通院しませんでした。きっかけは、わたしのお友達のお子さんが側弯で、(その子は先天性側弯だったので小さい頃から3回の手術をうけていて日常的にコルセットをしています)そのお友達が通っていたのがこの大学病院だったということでした。そのお友達も病院を選ぶときには迷ったそうだけど、知人から、有名な病院の方は、全国から患者さんが押し寄せることもあり、待ち時間も長く、待った割には診察はあっという間。ベテラン先生は診察であれこれと色々と聞ける雰囲気ではない、と聞いて大学病院の方を選んだと。
当時てんかんの術後で精神的にも不安定になっていた娘にとって、あまりに混み合う病院への通院はハードルが高く、お友達がすでに通っていて情報がもらえること、色々と相談もできるいい先生だよと教えてくれたこと、家からも近いこともあり、安心感があったので大学病院をを選びました。
でもいざ手術となったときにはやはり迷いましたけどね。側弯手術の実績でいったらやはり全国一位の病院のが断トツの手術実績だったので。それでも大学病院を選んだのは術前の検査やその後のことを相談したとき、娘にとって無理のないように対応しましょうといってくださった先生の言葉が決め手でした。
大学病院の脊椎班の先生方も側弯手術の勉強のため、全国一位のあちらの病院の外来をうけもったり、何年か勤務されている方も多いようで、それならば経験的には同じかなと。
⭐︎術前に確認していたこと。
*自己血の貯血→なし。希望するならもちろんできるけど最近の輸血は質もいいし、以前の手術でもう輸血もしてるしそこまでこだわらないなら輸血でいいよと。
*造影検査→なし。検査の辛さも副作用もあるから患者さんの負担が大きい。最近は術中モニタリングの採用でかなり安全な手術ができるようになってきたから必要ないと考えてる。
*術後コルセット→つけたほうが安心だけど必須ではない。無理なら軟性コルセットに変えるか、つけない方向でもいいですよ。
*親の付き添い→可能
*個室→確約はできないけど(緊急性の高い患者さんが優先だけど)ほぼ大丈夫だと思うよ。
*てんかんへの配慮→発作が落ち着いているとはいえ心配な部分。術中に足の麻痺を回避するために脳に電気刺激をおくるけど、最小限にとどめること。小児神経の先生とも連携して手術を行う。実際入院してから小児神経の先生方は毎日回診にきてくれて心配なことはないですかとフォローしてくれた。
とにかく先生が優しくて心配なことには親身になって寄り添ってくれるから安心できたってのが1番だったかな。
⭐︎手術が決めてから分かったこと。
*コロナで面会は一切だめ(付き添いがついてる人は)週に2回までは荷物の受け渡し可能だけどナースステーションに預けて看護師さん経由で受け取る。その受け渡しの許可も前日までに看護師さんに伝えて先生の許可も必要。
*手術が決まると病棟担当医がきまる
*当日の執刀医も病棟担当医だった。
(これはちょっとびっくりだったけど娘がずっとみてもらっていた先生が去年教授になったからってのがあるかも。前は執刀もされてたらしいので。今回のオペにも入ってくれていたと聞いたけどメインは病棟担当医。教授回診も一度もなかったので手術が決まって説明を受けたのが最後で、入院中は一度もお会いすることが出来なかった)
*朝の回診にくる先生が毎日かわるから誰が誰だかわからない。
*病棟担当医は入院の日と、術後はほぼ毎日顔を出してくれる
*術後2日でコルセット採型とギブス巻き
(全国一位のあの病院ではギブス巻きはないけど一週間ベッドからの移動はできず背上げも30度以上はダメという制限があるらしい)
*術後、痛みの緩和には積極的。麻薬の強い薬が少量ずつ投与される。それでも痛い時は自分でもボタンを押して追加投与ができるけど、トータルで使える量が決まっている。娘はボタンを押すことが一日2回ほどだったからか、術後4日目までその薬が使えた。他の痛み止め(点滴や頓服)も併用できるから使い分けしながら使ったほうがいいのかなと思った。
*リハビリは毎日40分。疲れやすい人は午前と午後にわけれる。
*患部の縫合は医療用ホチキス。これも病院によってさまざまみたい。先生に聞いたら、中は縫ってるけど表面はホチキス。ばっこうまで一週間おくことでしっかりくっつくから、ばっこうしてからはテープを貼ったりガーゼを貼ったりする必要がないよ。溶ける糸や、ボンドでくっつける病院もあるけどそういった場合は傷口が開きやすかったりするからテープを貼るね、と。
事前に色々と調べていただけに他の病院との違いに驚くこともあったけど、娘が手術をうけた病院はこんな感じでした。