初めましての再建担当Hドクターも、とても感じが良くて良かったドキドキやっぱりドクターとの相性って大切だと実感する、今日この頃ですアップ

こちゃんと同じ年くらいの女性ふんわりリボン

 

まずは再建術についての説明。先日主治医のIドクターからも説明があったのですが、「詳しく聞いてますか?と聞かれたので、NONGと答えると、最初から丁寧に説明してくださいました。

 

Iドクターからの説明で、こちゃんと旦那が知っていたことは、

①乳房の摘出手術の時に、「ティッシュエキスパンダー」という乳房のふくらみの代わりになる元を入れる。

②術後、外来受診の際、ティッシュエキスパンダーに徐々に生理食塩水を注入していく。

③左右が均等になったところで、シリコンとの交換手術を行う。

 

加えてHドクター、ティッシュエキスパンダーとシリコンの見本を出し、触らせてくれてからの説明によると・・・

①ティッシュエキスパンダーは、結構違和感や痛みがあるショボーン通常シリコンへの交換手術は摘出術の半年~1年後だが、その違和感が嫌で早目に交換手術となる人が多い。

②今のところリンパに腫れがないようだが、実際の摘出術中に「センチネルリンパ節生検」をして転移の数が多いと(4つまでが基準となる)、放射線治療が必要になる。ティッシュエキスパンダーを入れてしまうと放射線治療の邪魔になるため、摘出術中に入れることが出来なくなる(もちろん治療が終わり、体調が落ち着けば、その時点で入れることは可能)。

③乳房のふくらみについては、出来るだけ左右差がないようにするが、シリコンのサイズ展開が少ないため、どうしても差が出てしまったり、下垂やしわは再現出来ない。細かい違いが出てしまうのは仕方がない。

④病変が乳頭近くまで広がっているため、乳頭は残せない。右の乳頭を少し切って、左用に再建することもできるが・・・ふくらみが出来ただけで多くの人は満足し、乳頭の再建まで行う人は少ない。

⑤人工物を入れるため、細菌に感染したり、破損や破れなどでせっかくティッシュエキスパンダーを入れても、やむを得ず取り出さなければならないこともある。

⑥当たり前のことだが、人工物なので自分の乳房と違い、横にも縦にも流れることはなく(流動性がない)、今後加齢とともに不自然な張りになる。

⑦背中の皮膚を使って再建することも出来る。痛みは、「部分切除」→「全摘して再建しない」→「全摘してティッシュエキスパンダーを使う」→「全摘して背中の皮膚を使う」の順で高くなる炎

 

③~⑦は、こちゃん的には全然気になりませんが、①②がそうかぁ・・・アセアセって感じ。

 

そして、右の乳房のサイズを念入りに測り(こちゃんは左乳がんです)、シリコンのサイズが書かれたパンフレットをあぁでもない、こうでもないとかなり悩みながら、Hドクター、サイズを決定してくれましたが、どうしても判断がつかず、発注書には2種類を記載していました(笑)

こちゃんの場合、右に比べるとピッタリサイズがなく、「少し大きめ」か「少し小さめ」かどちらかになってしまうということでした。そこはあまりこだわらないですけどね。

 

以上を踏まえ、次回の主治医Iドクターとの面談までに、以下の選択肢からどうするか決めてきてください、とのこと。

①乳房温存術(部分切除)をして再建しない。

→こちゃんの場合、乳房の3分の1程度切除することになるが、病変が左乳房の下部であるため、形がかなり崩れることが予想される。

②乳房温存術(部分切除)をして再建する。

→再建には背中の皮膚かシリコンを使う。

右矢印①と②の場合、術後に放射線治療が必要。

 

③乳房切除術(全摘)をして再建しない。

→痛みは少なめ。

④乳房切除術(全摘)をして再建する。

→再建には背中の皮膚かシリコンを使う。

右矢印③と④の場合、術後に放射線治療は多分不要(現在、腋の下のリンパ節転移がなさそうなので)。

 

最終決定は、次回まで持ち越しですが、こちゃんと旦那の心は、最初から「全摘して再建、シリコン使用」で決まっていました。色々問題もあるようですが、詳細な説明を聞いても、2人の意見は同じ。ということで、21日の主治医Iドクターとの面談を待つのみです。