2018年、delaを応援していただきありがとうございました。

 

 

 

 

世はSNSの「不謹慎狩り」が乱発してますね。

 

僕がアイドルのことブログ書いてても「他のアイドルをバカにしてる!!」とか「それは〇〇のことか!!」「謝罪を求める!」とか、ヒステリックに書かれる方おられますが、別段誰かを攻撃することないですからね。

 

 

さて、今日は三重県出身の西野カナさんが活動休止を発表、スポーツ界でも素晴らしい実績をあげたレジェンドが引退を発表しました。レスリングの吉田沙保里選手、サッカーの地元グランパス楢崎選手、中澤選手、プロレスでは飯塚選手、寂しいですね・・・

 

華やかに見えるアイドル業界も2018年は「卒業」「解散」が多数見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつのころでしょうね?

 

「卒業」って言葉を使い始めたの。僕はずっと疑問でした。

 

「今までの活動に一区切りをつけて新たな道を目指す」って美しいことなんだけど、とある芸能記者の方から聞いたら『卒業ビジネス』なるものが横行していると。

LIVEの集客を上げるために毎回メンバーを卒業させるんだ。と。

 

 

ほんまかいな?逆に卒業するのだからLIVE企画してあげてるかもしれないですしね。

 

 

 

僕、15歳から45歳までラグビーやってたんですけど30代のころ一緒のクラブチームでラグビーやってた安田君が面白いメッセージくれた。

 

 

「僕、今は引退中です」


 

 

「引退中」

 

引退しました、ではなく・・・? その3文字には諦めの悪いラガーマンの意地がつまっているようでした。

 

 

そうだよなあ、なんで学校でもないのにわざわざ「卒業」とか「引退」とか完全に身を引くようなことしきゃいけないのかな?とその時気づいた。

 

 

 

スポーツ界でも、芸能界でも現役復帰した人ってたくさんいるよね?「燃え尽きた~~~~!!!!!!」って思ってもまたやりたくなったらどんどん再挑戦したらええと思います。

 

 

多分、今、日本で2,000くらいのアイドルグループがあるんですけど

その多くがLIVEしてチェキ撮ってLIVEしてチェキ撮って、ファンと一緒に楽しんで、あるとき卒業して・・・所謂(いわゆる)LIVEアイドルなんですけど。それは全然いいと思うんですよ。

 

 

でも僕は元々LIVEアイドルを目指して創ってきたわけじゃないんです。

 

こう書くと「LIVEを蔑ろにするのか!!」とか怒られるんですけどね。そうじゃなくてね、音楽は大好きですから、中学2年生から自分で曲は書いて演奏してましたし。

 

 

 

 

元々の大義が『芸能文化の地域主権』って1989年の論文から始まってるんですよ。

 

 

 

東京一極集中じゃなくて名古屋や地方都市からハイレベルな芸能文化を発信すること。です。

 

んで1989年の10月に学生でテレビとか出てる連中を集めてインカレチームを創ったんです「FIRST&FINAL PROJECT」っていう。

 

 

普段はモデルとかダンサーとかモノマネとかお芝居とかMCとかやってる仲間が年に3回くらい集まってLIVEやるんですよ。僕も一応「テレビレポーター」の肩書あったし(すぐにクビになったことは沢井さんの番組で言いました)

 

 

毎回300人以上の集客はあったんですよ。

そのチームから昨年末もテレビ出てたモノマネ芸人の古賀シュウとか、女優の岩橋さんとか、90年代ユーロビートを名古屋から浜松まで普及したEXITHING早川とか、ポールマッカートニーと親子で親交があって去年話題になった現税理士のTAKとか、今はバリバリの刑事とか、みんなでいっぱいいろんな動乱を起こしました。そんで1994年に一旦解散しました。

 

 

その時に僕がみんなに言ったのは「おっさんになったらさ、またみんなで集まろうぜ!」です。

 

 

そんで見事おっさんになって、2010年ごろからまた集まって再び夢を追い求めています。諦め悪いんです。僕。

 

 

原点そのまま「LIVEするためにアイドルを創った」のではなく、「才能ある個々人を芸能人として成り立たせて、それがみんな集まってLIVEする」のがdelaなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年になりました。

 

 

 

 

現状はどうか?

 

 

まだまだ道半ばです。

 

 

でも、とても幸せなことにお仕事いっぱいあります。

本当にありがとうございます。

 

 

 

中でもおっきなとこでは

沢口愛華のミスマガジングランプリ

 

 

沢井里奈のナゴヤドーム国家独唱と中部電気保安協会さまテレビCM、さらに@FMさんで沢井里奈の冠番組始まりました。

 

 

 

 

そして年末年始めっちゃたくさん流れたFITHOUSE様のテレビコマーシャル

 

 

今日から始まる早見紗英のCBCラジオゲストコーナー含めて現在ラジオ番組レギュラーは6本、テレビは個々人で3本。

 

 

 

 

 

 

 

 

結成当初からのキャッチコピーだった海外でのLIVEや活動はすでに15回を数えます、僕はまた来週某国へ行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもね

 

 

 

 

「テレビやCMにたくさん出てる」でもギャラは毎月5万・・・これではダメです。とても職業とは言えません。

 

delaは昨年、僕の月収を超えたメンバーが複数いました。全て肖像権やイベント出演費の「芸能活動」のギャラです。(ちなみに握手会のバックは一切ありません全てグループの環境投資に回します)。

これはもちろん年収ではありません、月単位、瞬間です。でもこれは経営者にとってはとても嬉しいことなんです。

 

でもまだ少数です、少なくとも主要メンバーの半数は僕のギャラを超えたとき、夢が少し叶うかもしれないですね。

(ここの5行くらいのお金の部分だけ切り取るのやめてくださいね、ちゃんと全文を読んでください)

 

 

 

カネが全てじゃないですよ、でもね、繰り返しますが「お前ら芸能活動させてやってんだからギャラはねえよ、レッスン料は払え」っていうのが僕はおかしいって思うんです。

 

頑張って努力して、たくさんの人に応援していただいて、ギャラがその一つの指標になることは決して卑下されることではありません。

 

 

 

さて、本題に戻りますが、つまり

 

 

delaではLIVEに出なくなることはあっても、仕事はあるんですから、わざわざそのすべての権利を放棄する理由なんてないわけです。

 

 

「卒業」てナンセンスだと思いませんか?

 

 

就職?まあ、会社に入って月給もらったほうが安心はできるかもしれませんね。

 

一時は。

 

でも今の社会、「安定」ってありますかね?

 

僕サラリーマン11年やってましたけど、同期入社結構辞めてましたよ。今はもっと「安定」しないでしょう。

 

厚労省が推し進めてるのは企業による「副業の認可」ですよ。すでに大企業の多くが副業を認めてるわけで、この流れは今年から一気に中小企業に拡大します。これはもう間違いない。

 

で、あれば、就職しても、芸能活動つづけたらいいんですよ。土日?夜?delaの活動って番組収録以外はそうそう平日昼間多くないですよ。

 

 

僕なんか、当時会社公認みたいなものでした、営業だったから取引先が「中村君、またテレビ出てたね」ていうのが営業成績に繋がること上司も知ってたから。

 

 

ここに宣言します

 

 

delaは「アイドルの卒業」を卒業します!

 

 

 

~以下、それに関する具体的な改革案をお示しします~

 

 

 

delaが「ご当地アイドル」と呼ばれなくなって久しいです。べつに拒否してるわけではないですが自然とそうなりました。

直近の公のプロフィールには「アイドル」の文字も消しました。

 

「美少女ユニット」です。

 

 

いろんな才能を持った子が集まり、ファンの方に応援いただいて才能を開花させて、みんなで集まってまつりをする。

 

 

周りの常識に纏わりつかれることなく、1989年の理想、原点に回帰します。

 

 

 

2019年から、一旦離れても、また帰ってこられる環境を整備します。

踊ったり歌ったりづるのが苦手な子でもその他の才能があればdelaは迎え入れます。

 

 

つまり、広義の意味でのdelaブランドを確立します。

 

具体的には

 

delaを「パフォーマー」「モデル」「アクトレス」「MC・DJ」「グラビア」に明確に枠を広げます。

分割するのではありません、広げるのです。

 

例えばキャプテンの沢井里奈は「パフォーマー」「モデル」「アクトレス」「DJ」「グラビア」全てに名を連ねることも可能です。全て実績があるわけですから。

 

今ステージに出ているメンバー一般にいう「LIVEアイドル」はdelaでは「パフォーマー」のカテゴリに入ります。

 

 

 

「ステージに出ていなくてもdela?」

 

この定義が定着するには誤解も生むでしょうし、時間がかかるかもしれません。

 

でも元々がそうだったんですから、それが常識になるように頑張ります。

 

実はこの構想を恐る恐るメンバーに話したら

 

「あ、それEXILEですよ」

 

ってあっさりと回答されました。え?そうなの?なあんだ・・・そっか。

 

 

一回もステージに出なくてもdelaを名乗ることもあるでしょうし、パフォーマーをやめてもグループを「卒業」しなくても良いという選択肢を提示します。当然「卒業中」のメンバーにdelaの仕事を振ることも考えられます。

 

宣在写真や握手会の参加の有無など、課題や詳細はこれから詰めていきますが、もうdelaはこの体制で臨まないと仕事が回らない現実もあります。有難いことにそれほど仕事は増えているんです。

 

現に、架乃愛美はイベントが3つ重なってどうにもならない時、鈴鹿のLIVEに参加してくれましたし、片岡かずさもメキシコLIVEにスポット参戦してくれました。

 

河合リカなんて今のdelaだったらモデルの仕事結構取れますよ。

松下小夏は慶応の大学院だから、有識者会議の番組とかな。

犬塚はdelaブランドなしでよく頑張ってますし。

 

 

どうでしょう?

分かりにくい部分もあるかと思いますが、組織って成長に合わせていくことは大事だと考えます。

 

あとは僕個人が「誰かが決めた常識」が大キライって性格もあります。

 

ご賛同いただけましたら幸いです。

 

いつも理解を示してくれるファンの皆さま、応援いただいている個人・企業・団体の皆様には心より感謝しています。

 

これからもどうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

次は「ワンマンライブ」と「生誕祭」についてなぜdelaはそう呼ばないか?を書きますね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

中村浩一