俄かラグビーファンの皆様こんちくわ


今日も印税生活を目指し、中村町からお届けいたします。





さて、第三回目の今回もルール解説などいたいません。




ラグビーを見る前にこの2つの英語を覚えてください。

英語苦手?いやいやたった二つです。


まずはこれ









One for All, All for One


これですね、ラグビーを語る際ドラマでも必ず出てくる

ラグビーの鉄則であるチームワークを意味する言葉。


意味は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」





ウソです







完全に意味はき違えてます。


実はこれラグビーが語源ではなく同じく中世17世紀のヨーロッパ、30年戦争で使われた言葉。その後「三銃士」で有名になって、ラグビー界でも使われるようになりました。



本当の意味は

「一人はみんなのために、みんなは栄光(勝利)のために」


です。


あたりまえですよね、でも大切な言葉です。

アナタの会社やグループにもいませんか?

権利ばかり主張して、自分のためだけに動いている奴。


組織は会社から部活、アイドルユニットに至るまで、全員の個々がみんなのために動けば、その組織は大きく飛躍します。ゴールにいち早くたどり着くことができます。ラグビーはそれを教えてくれています。






もう一つはこれ




NO SIDE



どこかの詩人が「世界中の人がラグビー経験者だったなら戦争など二度と起こらない」と言いました。


そのとおり。


ラグビーとは紳士の行う最も野蛮なスポーツ。

試合中は乱闘になることもしばしば。


でも終わったら、ノーサイド。


敵・味方はなくなり、みんな「仲間」になります。


こんな逸話があります。



ラグビー専用スタジアムには未だに風呂は一つしかない。

それは試合を終えた「友達同士」が一緒に汗を流すのに分ける必要はないから。



僕らのレベルの試合でも特に、ライバルの名古屋JC対大阪JC戦では、試合中ノーガードの殴り合いになったこともあります。




でもその張本人2人はその夜の懇親会で酔っぱらってディープキスをしてました。


今ではその奴らは僕を講演に呼んでくれたり、地元のお祭りに僕の運営するアイドルをゲストで呼んでくれます。


僕らの体にはNOSIDEの精神が染み付いています。


どれだけ仲違いしても、争っても、勝負が終わったらノーサイド。


遺恨は残しません。


次々回くらいに解説する予定の「奇跡の勝利」と呼ばれた南アフリカ戦


試合後に素晴らしいシーンがありました。


今度詳しく書きますが、逆の南アフリカ国民にしてみればまさに屈辱的な試合。


どのスポーツかは敢て書きませんが、こんなとき、ファンが暴動を起こすとか、敵国のファンに腹癒せに暴行したとか、聞きますね。



ラグビーの場合はこうです。










相手国に敬意を示し、元日本代表の大畑選手に握手を求めます。


負けたのに?




理解できない?



これがラグビーが世界に誇る精神


NO SIDE



です。






今の日本はどうでしょうね?


いつまでもグダグダ根に持ってる奴、多くありません?


くだらないですね。



さて、第4回ではいよいよ、ラグビーの本題に入っていきましょう。







15Fifteen)/dela     詞:雪村 曲:近藤薫

 

風が芝生を震わせて 命の鼓動が聞こえた

荒ぶる心呼び覚まし 俺たちはここへ戻った

鈍く濁った空に 響く笛の音

楕円は放たれ…

 

駆け出したら 低く強く当たれ

前へ!と モール!ラック!スクラム! いざ、鋼の同志

駆け抜けろよ 華麗に舞えよ美しく

進めよ ステップ!パス!キック!ダッシュ! 今、猛虎のごとく

 

たとえ倒れようとも振り向けば

14人の友がいる

 

 

花咲き誇る楽園に 行こうと胸をぶつけ合った

雨の高原の誓いは 二度と帰らない日々さ

二本のポール空へと高く

プライドのように…

駆け出したら 低く強く当たれ

前へ!と モール!ラック!スクラム! 紅き鉄の意志

 

駆け抜けろよ 華麗に舞えよ美しく

進めよ ステップ!パス!キック!ダッシュ! 流れよ大きく

我ら!荒れた大地を踏みしめ 15人の勇者達

 

信じて待ってる君は両手合わせ 祈って目を閉じた

 

駆け出したら 低く強く当たれ

前へ!と モール!ラック!スクラム! いざ、鋼の同志

駆け抜けろよ 華麗に舞えよ美しく

進めよ ステップ!パス!キック!ダッシュ! 今、猛虎のごとく

NO SIDE! 抱き合って称え合う

29人の仲間たち・・・