数ヶ月にわたる沈黙を破り、ついにルール編です。
今回扱う内容は「振り逃げ」です。
まずは通常の「振り逃げ」から。
去る2012年7月3日 阪神タイガース対広島東洋カープ(松山坊ちゃんスタジアム)での9回2死2,3塁から阪神・榎田投手の投球を捕手の小宮山が逸らして逆転を許すシーンです。
まぁ状況はともかくとして、これはよく見る「振り逃げ」ですね。
「振り逃げ」の定義としては以下の状況が挙げられます。
①無死、1死の場合は1塁ベースに走者がいない状況において、空振りなどでストライクと判定されたボールを捕手がダイレクトキャッチできなかった際に、打者は振り逃げできる。
②2死の場合は1塁に走者がいても、空振りなどでストライクと判定されたボールを捕手がダイレクトキャッチできなかった際に、打者は振り逃げできる。
※「ダイレクトキャッチできなかった場合」とは・・・捕手がショート(ハーフ)バウンドで捕球したり後ろに逸らしたりした場合のことです。
では以上のことを理解した上で、次の映像をご覧ください。
2007年7月28日 選手権予選 神奈川大会 準決勝 横浜高校VS東海大相模高校(横浜スタジアム)で起こったプレー。試合の状況は3-0で東海大相模リード、4回表2死1,3塁の場面です。
主審の方や実況アナの説明を聞けば大体わかると思いますが、2ストライク2ボールから打者はスイングの判定をとられました。ただこの投球はショートバウンドして捕手が捕球していたため、ダイレクトキャッチではありません。
ですので打者は「振り逃げ」を試みて、1塁に走ることができます。
この場合、ダイレクトキャッチできていない捕手は打者にタッグ(タッチ)するか1塁に送球してフォースアウトをとることで「振り逃げ」を阻止できます。
ただ横浜高校の選手たちはそれをしなかったため、東海大相模は「振り逃げ」を試み、打者走者がホームまで還ってきてしまったというわけです。
ちなみにこの試合は終盤横浜が追い上げますが、6-4で東海大相模が勝利します。
スポーツに『たられば』は禁物ですが、あの「振り逃げ」の3点がなかったら・・・と誰もが思ったことでしょう。
こういう結末を迎えるわけですが、横浜高校の選手がこのルールを知らなかったということは考えにくいです。
ではなぜ「振り逃げ」を許したのか??
ここからは憶測ですが、考えられるのは2点。
・捕手や周りの野手がショートバウンド捕球だということに気づいていなかった。
・捕手はショートバウンド捕球だということに気づいていたが、長いイニングが「やっと終わった」という安堵感からタッグや一塁送球することを忘れてしまった。
ではないでしょうか。
このようなことを防ぐには『バウンドしているか微妙なときには、必ず捕手なり周りの野手が主審にダイレクトキャッチであるかとどうか確認する。またはとりあえずタッグする』ようにしておくことが重要でしょう。
たかが振り逃げでも試合を決めてしまうこともある・・・・
ウチのチームでは絶対起こしてはいけないと感じる一例でした。。。
参照:公認野球規則 6.09 b
今回扱う内容は「振り逃げ」です。
まずは通常の「振り逃げ」から。
去る2012年7月3日 阪神タイガース対広島東洋カープ(松山坊ちゃんスタジアム)での9回2死2,3塁から阪神・榎田投手の投球を捕手の小宮山が逸らして逆転を許すシーンです。
まぁ状況はともかくとして、これはよく見る「振り逃げ」ですね。
「振り逃げ」の定義としては以下の状況が挙げられます。
①無死、1死の場合は1塁ベースに走者がいない状況において、空振りなどでストライクと判定されたボールを捕手がダイレクトキャッチできなかった際に、打者は振り逃げできる。
②2死の場合は1塁に走者がいても、空振りなどでストライクと判定されたボールを捕手がダイレクトキャッチできなかった際に、打者は振り逃げできる。
※「ダイレクトキャッチできなかった場合」とは・・・捕手がショート(ハーフ)バウンドで捕球したり後ろに逸らしたりした場合のことです。
では以上のことを理解した上で、次の映像をご覧ください。
2007年7月28日 選手権予選 神奈川大会 準決勝 横浜高校VS東海大相模高校(横浜スタジアム)で起こったプレー。試合の状況は3-0で東海大相模リード、4回表2死1,3塁の場面です。
主審の方や実況アナの説明を聞けば大体わかると思いますが、2ストライク2ボールから打者はスイングの判定をとられました。ただこの投球はショートバウンドして捕手が捕球していたため、ダイレクトキャッチではありません。
ですので打者は「振り逃げ」を試みて、1塁に走ることができます。
この場合、ダイレクトキャッチできていない捕手は打者にタッグ(タッチ)するか1塁に送球してフォースアウトをとることで「振り逃げ」を阻止できます。
ただ横浜高校の選手たちはそれをしなかったため、東海大相模は「振り逃げ」を試み、打者走者がホームまで還ってきてしまったというわけです。
ちなみにこの試合は終盤横浜が追い上げますが、6-4で東海大相模が勝利します。
スポーツに『たられば』は禁物ですが、あの「振り逃げ」の3点がなかったら・・・と誰もが思ったことでしょう。
こういう結末を迎えるわけですが、横浜高校の選手がこのルールを知らなかったということは考えにくいです。
ではなぜ「振り逃げ」を許したのか??
ここからは憶測ですが、考えられるのは2点。
・捕手や周りの野手がショートバウンド捕球だということに気づいていなかった。
・捕手はショートバウンド捕球だということに気づいていたが、長いイニングが「やっと終わった」という安堵感からタッグや一塁送球することを忘れてしまった。
ではないでしょうか。
このようなことを防ぐには『バウンドしているか微妙なときには、必ず捕手なり周りの野手が主審にダイレクトキャッチであるかとどうか確認する。またはとりあえずタッグする』ようにしておくことが重要でしょう。
たかが振り逃げでも試合を決めてしまうこともある・・・・
ウチのチームでは絶対起こしてはいけないと感じる一例でした。。。
参照:公認野球規則 6.09 b