おこらないで聴いてほしい

別に誰かを批判するつもりとかでもない


"ロックとはなにか"


ここ数日のあれこれ書きたいのだが

先程見かけたツイートで

なんだかここ最近あんまり聴かなくなった

音楽について考えていた

なんだか言葉にならない

なにか真っ直ぐ聴けなくなった理由みたいなものについて、モヤが晴れた感じがしたので

したためてみる。



平沢進さんのツイートより

 

 

ドブネズミといえばアレだよな…

私も一時期アルバム聴いていた

あの音楽のことだな…

歯に衣着せぬ物言いに

流石にイイネが押しにくいツイートであった笑


だがしかし、そうなんだよな

めちゃめちゃコレなんだよなと

深く頷いてしまった。


若い頃はそれでよかった時代だったから

真っ直ぐ入ってきたんだ


今本当に一部の頭おかしい権力者利権屋達のようなカシコイ人達に多くの人達が搾取し尽くされ

現実的にも精神的にも大変生きづらい世の中のピークであることが、コロナ禍で一気に暴かれた。


こうなる前から声を上げてきた人達がいたことを

うっすらは覚えていても、この数年に

あぁあのときもっと意識を向けていれば…

そう後悔してる人達はきっと私だけでは無い筈


それでもまだ多くは

声をあげることを冷ややかに見過ごし

ひそひそと嗤い、自分は当事者では無いかのような人達で街は溢れている。


生きることは

丁寧に生きれば生きる程

それだけでも一日退屈のしない

ずっと続く営み

情報もコンテンツも様々が溢れかえってる現代なら

もう一日24時間なんて足りないくらいに身も心も忙しい。


だから自分の生きる道を生くだけで

本当に大変な事なんだ


政治どころじゃない

政治の監視は興味ある人達に任せて

自分は自分と自分の周りの為の人生を全うするのみ…‼︎


…これ、半分は解るんだけど

半分はやっぱり、結局そうやって

都合いいとこしか観ない人が増えたから

結果的に自分で自分達の首絞めてるのが今だよねとしか思えない



冒頭の名曲を産んだアーティストの話に戻ると

どういった言葉だったかは忘れたんだけどね

TVで言ったコメントだったかなにかが

Twitterで称賛されまくってたものを見かけた事があったんだよね。


内容は忘れたけど

まさに上に書いたような、

一見美徳のようにも思えるし

愚直でピュアで、多くの人が思わず感銘を受けるのは理解出来るし、きっと私も時代や年代が違えば、その言葉を真っ直ぐ受け取って癒されたり進まされたりもしたんだとおもう


それでも私は、そのときにモヤリとしたものを抱えつつも、まぁ皆、こういう名のある人のピュアなマインド好きだよね…そういうウガッた感覚でしか受け取れなくなったのは自分が穢れてるからかもねと。



今ご本人がこの世界に対してどんな考えを持って生きてらっしゃるかは知らないし

昔の音楽ですべてが決められるものじゃないし

平沢さんのツイートはともすれば誰かを傷つけてしまうかもしれないけれど


実際は今のこのピントのズレた世界において

まだまだそういうポジションで支持を得ている現実をみると

やっぱり長年の刷り込みや植え付けによる

著しい民度低下は声を上げざるを得ないとこまできてるんだとおもうんだよね…




音楽(に限らずアート)と政治を混同するなみたいなの、すごく日本にはあるよね

タレントが政治についてごちゃごちゃ言うな

可愛くニコニコしてればいいんだよ、とか



何度も言うけど、若いときのロックは

それでいいとおもう

世の中のこと、まだまだわからないなりに

心が色々大人になってきて

小さくても不器用でも抗う世界があったし

そういう年代は自分達がそうであったように

そういう時期を経験して

世界がどんどん広がっていくんだとおもうし



でも今のご時世

いい歳で、自分や自分の周りにしか

興味が無いってのは

平時ならぜんぜんそれでいいんだけど

今は平時じゃ無いから

多分何年後かには歴史の変わり目として

確実に刻まれるカオスのときだから

いい歳の大人なうちらはさ

やっぱりそれなりに

次の時代を子どもらへ託す責任は

最低限全うせなあかんとおもうのよ



大人にならざるを得ないこんなご時世だからこそ

其処から目を逸らして尖ってるだけの言葉や音は

もう響かなくなってしまったんだ



批判とかじゃないし

好きな人へ嫌な思いさせたいわけじゃない


それでも。


もちろん作品として愛でるのは自由だけど


世の中これが美徳みたいなのは何か嫌なんだ




少し話変わるけど

私のユニットのメンバーであるザッキーさんは

LUNA SEA大好き。先日TV出てたから

今出てるよとLINEしたのだけど

今のLUNA SEAはちょっと本人の中でちがうみたいであまり興味を持っていなかった。

ここ最近はSUGIZOさんが精力的に政治に関して発言したり、様々な活動されてることに関しても、やっぱりザッキーさんの中の全盛期のSUGIZO像とは違ってきているから複雑なんだろうなというのは見受けられる。



確かに久しぶりにTVで観たLUNA SEAは

私も凄くPVとか観まくって好きだった頃とは

雰囲気だいぶ変わってまるくなっているし

曲の雰囲気もだいぶ変わってはいるけど

自分の中で年齢や時代の変化とともに

変わりゆくものも受け入れてナチュラルに

芯がブレない人こそ、私には魅力的にも映るのだけどな〜

だって、人間なんてそもそもが多面的

いつなんどきだって価値観がガラガラと変わる可能性があるんだよ。表面的な格好良さだけに囚われずにマクロ視点で社会や物事を捉えられるのは歳を重ねて心が成熟していくからだと思うんだよね。



そりゃ様々な価値観、様々な作品があっていいし

その人のコンディションとか年齢や直面しているLIFEイベントによって、結局そのときそのとき救われる音楽が変わってくものだけれど



今売れている音楽のほとんどからは

そういう熱いものは感じられる事が

ほとんど稀な気がする(私が新しいものに触れるのが少ないだけなのかもしれないけど)



ロックとはとかいいながら

定義なんてよくわからんけど


素人の私は音楽のテイスト云々とかよりも

その人の生き方そのものが現すものじゃねーんですか?




とか…生意気にも思ってしまうんですよね…




アートと政治と生活を分けて線引きしちゃうのは

やっぱりドブネズミを美徳とする風潮を

肯定し過ぎてきてしまったからなんじゃ…


(何度もいうけど国が積極財政に舵をきれば今すぐにでもみんなで豊かになれるし、こんな我慢し合って分断されて監視し合って弱者同士で石投げ合って首絞め合う必要全く全く無いんだからねッ!)



あ、私も聴くしキライじゃないけどね滝汗




都議選、れいわ議席獲得ならずは残念でしたが

なんの後ろ盾も無い期間も短い中で

すごく頑張ったんだなと思うし、

阿呆みたいな投票率の低さの中で

自民公明が伸びなかったことや共産党が奮闘したのはとても希望がある。

いつまで他人事で

夢見がちなドブネズミでいる?