小さい怪獣(魔の2歳児)連れて行ってきました
流れとしては、まず初めに説明や食育に関するお話を聞き、
その後自分の子のクラスで給食風景を見学、
その後ようやく給食試食会というランチタイムにありつけます
なかなか長いので、息子が大変かと思い、飴とか色々用意していきましたが、同期の他の子も何人か来ていたので、お互い遊び相手になり、なんとか落ち着いてお話が聞けました
人間は、本能で甘い味やしょっぱい味が好きなんだって。甘はエネルギー、塩はナトリウムだから、生きるのに必要という訳ですね
そして、酸っぱいとか苦いって味覚は、本能は毒と認識するらしいです
だから、子供の好き嫌いはある意味自然な事なんですね、人間としてちゃんと成長してる証というか。
そして記憶と好き嫌いの味覚は繋がりが深いらしく、楽しく食べた味は好きと記憶し、怒られたり嫌な思いをしながら食べた味は好きにはなりにくいのだそう。
で、学校としては無理に食べさせるのではなく、楽しみながら少しずつ色んな味にトライしていける事を目標に食育を実施しているとのことでした
私は好き嫌いが多い人はどちらかというと嫌(爆) 皿にあるモノはパセリとかも残さない人種なので、他人の皿にまだ食べられるモノが残っているのが気になって気になって仕方ないタイプです
単に食に執着心が強いのもあるけど、残飯残ると後の片付けも大変やしエコじゃないし、食べられるモノはたとえ残っても冷蔵庫に入れて再びチンするか、料理し直して食べます、基本的に。
だけど、頭ごなしにマナーだとか、時間内にとか、皿に有るものはきちんと食べないかんとか、いちいち食事が楽しくなくなるような注意ばかりしてる自分のやり方では、子供が大きくなった時に、我が家の食卓はなんだか味気なかったなぁなんて言われかねないなと反省
『体の栄養は、後からでも補っていけますが、心の栄養は大きくなってからではなかなか補うのは大変ですから…』という先生の言葉が印象深い。
私は親が居酒屋経営で、わりとほったらかしの家だったので、家族で楽しい団欒食卓というのはあまり記憶にない。
昔懐かしい味も、冷凍食品のエビチリとか、サークルKのカツ重とか
だから正直なところ、楽しく食べるってどうしたらいいのかわからないんだよね
私もパパも無言で食べるタイプだし
更についテレビをつけっぱにしちゃうのもダメとはわかっていながらなかなか消せず
よし誰かが見入ってても、まずはテレビをオフにするように心がけよう
ってだいぶ前から言ってるハナシなんだけどねまた言ってる
給食風景は、まったりとしたものでした
お母さん達が来ているので子供達は若干フワフワしてましたが
机を拭く係の子達が拭いた机に、手を洗った子供達が着席をして待つ…
アレ?今は配給待ちに並ばないんだ
配膳係がいそいそと運び、全てが終わってようやく
『いただきます』
先生『はい、じゃあ多くて減らしたい人並んでください』
え
更にその後、
先生『はい、じゃあ次は少なくてもっと欲しい人並んでください』
ほおぉぉ~、なるほど。
今は時間内に無理なく楽しくというスタンスとは聞いていたけど、先に調整すれば、残飯として棄てられる事も減らせるという訳か(そうなのか)
昔は掃除の時間まで食べてるような、春曲鈍ちゃんみたいなのが1人は居たものですが
ウチの子は間違いなく春曲土鈍子ちゃんになってると思ってたけど、いい時代に生まれたね
な~んか長いな、続きます