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生きづらい人専門 
あなたを丸ごと受け止める否定しない心理カウンセラーの
小島鈴華です 
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約１か月前、１月１６日のブログの続きです。
ココから下の文章は、2012.1/17に書きました。
前日の判断～の続きの話です。
１・１６の夜、いつも寝ている部屋で寝るのを嫌がる夫。
今夜は、こたつに、もぐって寝たいと・・
いつもの私なら、「そうなん、じゃあ、そうしたら？」と
夫の意見を尊重するはずですが、
その日は、どうしても
そばに いてほしかった。
こたつで寝てほしくなかった・・・
理由なんか、ないんですけどね・・・
翌朝、５：４６ 阪神大震災！
私は、はじめ、戦争が始まって、爆弾が落ちた～！と、思いました。
土壁が落ちてきて、すごい土ぼこり・・・息苦しい
いつもは、ベビーベッドに寝ている息子を、
１６日の夜は、なぜか
夫婦の間に寝かせました。
揺れた瞬間、
私は子供の上に覆いかぶさり、
主人は、私の上に覆いかぶさり・・・
１秒も無い間に、３人が、
重なり合っていました。
長く続く揺れ・・・
夫から、「子供はどこだ」と聞く声・・
「私の下にいるよ」と答えた。
「分かった」と一言。
私のタンスは、壁に押しつぶされ、
引き出しが あかない・・
夫のタンスは開いたので、
靴下だけは、何とか取れた。
ベビーベッドを見た・・・
硝子戸のガラスが、
これでもかと言わんばかりに、
ベビー枕の上に、突き刺さっていた
こたつの上には、
４枚扉の洋服ダンスが倒れ、
こたつは、ぺしゃんこだった・・・
ぞっとした・・・
あのとき、
「いいよ、こたつで寝たら？」と言っていたら、
私の力で、服がいっぱい入ったタンスを
持ちあげられるわけも無く、
持ち上げたところで、夫は・・・
なぜ その日に限って、
ベビーベッドに寝かせたくなかったのかも
いまだに、理由なんか、わからない。
ただ、「嫌だ」という感情だけは、
はっきり 心にあった・・・
割れた窓ガラスの隙間を、
子供を私から主人の手へ渡す。
ゆっくりと、慎重に・・・
「動くなよ」と子供にいいながら・・
意味なんかわからない、
１歳１ヶ月の息子は、
じっとしていてくれた・・・
隣の家の塀の上を、
平均台を渡るように、歩いて行って、
玄関前に出た。
真っ暗、寒い。
でもたくさんの人が、いた。
「赤ちゃん、無事？よかった～」と・・・
私は生理中で、ナプキンも無い。
トイレも無い。
子供のおむつも、ミルクもない。
その後、かけつけた母と、
１０分ほど離れた実家へ歩いて行った。
目を覆いたくなるような、光景が続く・・
実家の車の中で、父母、
私たち３人が１晩、明かした。
夜、一部損壊の実家の２階から、
私たちが住んでた方角が、
一面真っ赤に燃えているのが見えた・・・
（神戸市長田区）
結婚式の写真も、
新婚旅行も、
お産の前後の入院中のビデオも、
子供の写真も、
買いそろえた家具も・・
思い出も・・・
み～んな、なくなるんだ～って思って、
赤い町を
黒い煙を、
見ることしか、できなかった。
翌日からは、水の配給に、
食べるものに、走り回る。
幸い、実家が酒屋だったので、
食べ物、飲み物、灯油があった。
無ければ、避難所生活だった。
３日後、子供に発疹・・・
水ぼうそうだった・・・
ガス、水道、電気が使える、姉のところへ、
車で３０分ほどの距離を行き、病院へ・・・
人、人、人・・・
いったい いつになったら、
診察してもらえるのか・・
それから４ヶ月間、姉の一人暮らしの家に、
私たち３人は、寝泊まりさせてもらった。
友人から、続々と、実家あてに宅配が届く。
広島の友達から、
「おむつ、粉ミルク、赤ちゃんの服」などなど
主人の友人は、車で数時間かけて、
食べ物、煮物を届けてくれた。
本当に、ありがたかった・・
だから、私は、自分ができることは、
これから先も、
人に対して、したいと思う・・・
小さなことでもいい、したいと思う・・・
感謝しても、しきれない。
うまく言葉が見つからない・・・
長い文章になってしまいました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今日は、思うがままに書きました。
なんだか、心の上の大きな重たい石が、
取れた感じです。
では、おやすみなさい
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