2018年3月12日（月）のことです。

ＧＡ病院で術後病理診断の結果が出た4日後、

KR病院を受診しました。

ノスタルジックな電車で来ましたよ。半袖のヒトがいるくらい暖かい日です。

KR病院の主治医のＮ先生は再発転移が決定した時点（２０１７年１２月）で、

抗がん剤治療はした方がよいというご意見でした。

抗がん剤を始めるタイミングをどうするかについては、

腫瘍の成長がとても速いのと、

セカンドオピニオンの結果を踏まえて　　

まずは手術をして、その後に抗がん剤ということにしました。

　　　　＊セカンドオピニオンの結果はこちら

Ｎ先生は術後2～4週間後に始めた方がよいというご意見でした。

ですが、病理診断が出るのが術後4週間後だったのでだったので、

できるだけ早く始めた方がよいと。

抗がん剤を始めると急性の副作用がでないか確認するために初回は入院になりますし、

脱毛が始まると職種の関係で復職するのが遅れます。

そうなると契約や社会健康保険の継続がどうなるかわからないので、

職場と話あう必要があります。

すぐには始められないので開始を少し遅らせてもらうことになりました。

前回の受診時に採血した結果で注目したのは

ＣＡ１２５とＣＡ１９－９のふたつの主要マーカー値と

Ｄダイマーです。

ＣＡ１２５は卵巣がんや子宮がんなどの婦人科がんの腫瘍マーカーで、

ＣＡ１９－９は消化器系がんの腫瘍マーカーですが、

子宮癌ではＣＡ１２５、ＣＡ１９－９がともに高くなることが多いのです。

子宮癌であっても、上昇しないこともあります。

ワタシの場合初発のときは、術前術後を通してふたつとも正常値でした。

再発時はふたつとも高値になっていました。

直腸に転移した腫瘍（子宮頸部明細胞腺癌）の切除手術前は

ＣＡ１２５は１１１（正常値は３５．０以下）

ＣＡ１９－９は５２．２（正常値は37以下）

手術後3週間で採血した今回の結果は

ＣＡ１２５が６３．９（高値）

ＣＡ１９－９は１３．６（正常値）

とともに下がっていますが、ＣＡ１２５がまだ高値でした。

まだ術後3週間なので下がりきっていないのか、

微小転移が残っているのかはわかりません。

Dダイマーは血栓が存在することの指標になる物質です。

明細胞腺癌は血液凝固系に影響を与えるため、

血栓が見つかることが多いのです。

（ワタシの場合も両脚のふくらはぎに血栓ができていました。）

GA病院初診時の1月26日には５．５１でしたが、

１．１６まで下がりました。（正常値は１．００以下）

抗がん剤の種類はＴＣ療法を考えているそうです。

TC療法（パクリタキセル＆カルボプラチン）は卵巣がんの化学療法のスタンダードです。

子宮頸部の明細胞癌は症例が非常に少ないので、

抗がん剤の治療が確立されていません。

そのため、比較的症例の多い卵巣の明細胞癌の治療のレジメンを使います。

明細胞癌は染色されにくい（＝薬剤の影響を受けにくい）ため、

プレパラート像が明るく見えるので明細胞の名がついています。

抗がん剤が効きにくいガンです。

ですが、まったく効かないというわけではないそうなので、

やってみなければわかりません。

いいんだか、わるいんだか、開始までにまだ間があるので

抗がん剤の選択についてもっと勉強します。

桜のつぼみもかなりふくらんできました。

朝ごはん。お野菜・タンパク質・主食の分量、ちゃんとまもっているつもり。（笑）

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舌癌は早期発見が大切です。

２週間以上経過しても治らない口内炎は、

口腔外科、耳鼻咽喉科、頭頸部科などの

専門医療機関を受診しましょう

かかりつけ医に申し出れば、

すぐに紹介状を書いていただけます。

早期発見できれば、決して予後は

悪くありません。

病理の結果を踏まえてのKR病院受診