優-かわらないもの- | 仔豚小屋second

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仔豚小屋第二のブログ
活動報告ちょこっとしていきます。

『優-かわらないもの-』2013.1

F200号 キャンバス・油彩


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この作品は、私の中にある変えたくない「優しさ」を表現したものです。

中央にいる豚は自己を、

周りにある花は私自身の憧れなどを意味しています。


今まで生きていて優しくあろうと思うことは沢山ありましたが、

自分が優しいと感じたことはありません。

他人から優しさを感じることは多くあります。

私が優しくありたいと願うのは「優しさ」というもの、

または優しさをくれる誰かに憧れを抱いているからです。

私がもし自分には見えない「優しさ」を持っているのならば、

それは「かわらないもの」としてずっと持っていたい。

そう思いを込めて描いた作品…


【西脇久実個展-かわらないもの-】


2013年3月12日~3月18日


個展終了いたしました。

買い物の際にお立ち寄り下さった地域の方々

お世話になっている地元の人たち、先生、友人


ご来場頂きまして、本当にありがとうございました。



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この展示会は、大学4年間の集大成として発表

ということで行ったのですが、

わたしの作品がどうか?よりも

人とのつながりを強く感じた1週間となりました。


恩師・友人・親戚

卓球で知り合った人たち

バイト先の人

ご近所さんたち…のご友人の方も…

会場となったデパートの方々

運送屋さん

そして家族

沢山の人に見てもらい、支えられ

おかげ様で無事に終了することができました。


この個展の会期中3月16日に、

私は神戸芸術工科大学を卒業しました。


この4年間も、ずっと沢山の人に支えられてきました。

いや、生まれてからずっとかな…


16年間の学生生活、楽しいことばかりじゃなく

辛いこと・苦しいことも沢山ありました。

イラッとすることも多く愚痴をこぼすこともありました。


ほんとに沢山の人に出会い

ほんとに色んな人がいました


でも、出会わなければよかったと思った人は

今までだれ一人としていません。


嬉しいことがあって

面白いことがあって

しんどいことがあって

泣きたいことがあって

いろんなことが経験できて

私はいっつも幸せ者でした。


私の親は誰よりも私の味方でいてくれます

私の祖父母は優しさを教えてくれました

私の先生は生きること楽しむことを教えてくれました

私の家のご近所さんは いっつも挨拶してくれます

私が初めて授業をした生徒は頑張れと応援してくれました

私の友人は馬鹿なことを一緒になってしてくれます

私は人見知りをしてしまうけど

私は勇気がないけれど

私の出会った人たちは私と仲良くしてくれました

私はこの出会いに誇りをもっています


3月いっぱいで学生生活が終わります。

4月からは、ありがたいことに

高校の美術教科の時間講師をさせて頂くことになりました。


私が強くあれるのは、私の周りに素敵な人が沢山いるから

それは、これからもきっとかわらないけれど

社会にこれから出て、教師になって

私は生徒が強くあれる理由の一部となれるような

人間になりたいと強く思います。


今まで出会ってきた人たちに感謝をこめて


そして、皆様これからもどうぞよろしくお願い致します。