
寺地はるなさんのビオレタ。
スペイン語で菫。
主人公の妙子は、一方的に婚約破棄され、雨の道端で泣いているところを雑貨屋ビオレタの店主の菫に声をかけられ、そこで働くことに。
その店は、店主の作る雑貨のほかに店主の作る棺桶も売られている。
ぶっきらぼうな店主の菫、菫の元旦那で恋人の健太郎、菫と健太郎の息子の蓮太郎や店を訪れるそれぞれ事情を抱えたお客と関わることで、主人公が、これまでの生き方、ものの考え方など気がつき、成長していこうとする。
人との出会いで、色々、気がつかされたり、反省したり、頑張っていこうと思える。同じ女性として、色々な場面で、あるあると共感できる。
健太郎のような男は、そうそう現実にはいないので、読んでいて、とても癒される。