明けましておめでとうございます
年始はHappyな曲をということで、単純に明るくて楽しい、そして短いオペラの歌がいいなと思って選んだのがヴェルディの歌劇《椿姫》の第1幕で歌われる「乾杯の歌」です。
《椿姫》は全体としては悲劇ですが、「乾杯の歌」は明るく楽しいワルツで、多くの人が1度は耳にしたことのあるメロディだと思います。
リチャード・タッカー(T)
アンナ・モッフォ(S)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮 ローマ歌劇場管弦楽団
良いですねー。
実際の楽譜は見たことがありませんが、この曲の出だしはp(ピアノ)と指定されているという噂を聞いたことがあります。
でも、
ズンチャッチャッ
ズンチャッチャッ
と元気良く始まる演奏が多いようです。
が、このプレヴィターリ盤は静かめに
プンチャッチャッ プンチャッチャッ
と始まってくれます。
そして弦楽器の伸びやかな音色も素敵。
そこがお気に入りポイントその①。
お気に入りポイントその②はソプラノのアンナ・モッフォ様。
この深い陰影のある歌声が素晴らしいです。
2021年が昨年の分を取り返すほど明るく楽しい年になりますように