武道を行うにあたっては、守破離という稽古の段階があります。

私が思ってる守破離の段階は、剣道連盟の段位を交えて書いてみようと思います。

「守」とは先生の言うことや基本をしっかり行う段階ですが、これは初段〜四段と思っています。
五段が一つの目標地点といいますか、分水嶺といいますか。五段は地方審査の最高段位です。それぞれの地方、ご自身の道場では先生ですが、全国的には先生とは言えないかもしれません。

「破」とはこれまでの基本を踏まえて、独自の型を作っていく時期です。ここは五段〜七段と思います。
六段は全国審査の最初であり、おそらく急に合格率が低くなると思います。
六段は先生です。むしろ、先生と名乗って欲しいと思います。偉そうにするのではなく、先生になるために、先生と名乗って欲しいと思います。
七段はそれこそ先生です。先生としての品格を形成していく時期の先生です。ここで頭でっかちになってしまうと、これまでの稽古は台無しになってしまうと思います。

「離」とは一派一流を立てる段階です。先生というか師匠ですね。八段の段階です。
一派一流はできないかもしれませんが、弟子をとって育て、自分の技の研鑽を進めていくレベルと思います。

段はあくまでも目安です。剣道連盟に所属しないで、本当に一派一流を立てた人もたくさいますし、剣道連盟に所属しないで目録、免許という人もいます。剣道連盟以外での段位もあります。

ちなみに私は剣道連盟の六段です。

偉そうなこと書きました。精進します。