やっぱりあった!新庄剛志氏にBCリーグ新潟アルビレックスが獲得オファー



12/24(木) 6:30 Yahoo!ニュース 





 東日本で展開しているBCリーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブが48歳でトライアウトに挑戦した元阪神、日ハム、メジャーリーガーの新庄剛志氏に獲得オファーを出していることが23日、明らかになった。



 新庄氏は7日に都内で行われた12球団合同トライアウトでタイムリーを放つなど存在感をアピール。



 6日間と期限をきってNPB球団からのオファーを待ったが声がかからず13日にインスタグラムで「1%の可能性を信じてやってきたが、今日0%になり、ただただ悔しいし情けない」と“終戦”を宣言していた。



 すでに次なる目標への挑戦をSNSで発表している新庄氏が向かっている方向は、もう野球ではないようにも思えるが果たして…。





 「まだ断りの返事はなし」



 やっぱりと言うべきか。



 プロ野球の12球団から声はかからなかったが、“もうひとつのプロ野球”独立リーグの球団から新庄氏へのオファーがあった。



 BCリーグに所属する新潟アルビレックスの関係者がハッキリと明言した。



 「新庄選手に近い人物を通じてオファーを出しています。独立リーグで野球をやってみる気はないか。うちで野球の素晴らしさを伝え、NPB復帰のチャンスを待てばどうかと、オファーしました。SNSなどを見ると、すでにプロ野球選手になるという目標から次の目標に切り替えているようにも思えますが、まだ断りの返事は返ってきていません」



 新潟アルビレックスはトライアウトでの新庄氏の動きを高く評価した。



 新庄氏は、14年ぶりの実戦だというのに第1打席に元広島の平岡敬人が投じた143キロの外角のストレートをバットに当てた。



 セカンド正面のゴロに終わったが、日ハム時代のチームメイトであるメジャーリーガー、ダルビッシュ有がツイッターで「10年以上野球やってないのに143km/hを芯に当ててるのが凄すぎる」と絶賛した。



 さらに一、二塁に走者を進めた第3打席ではヤクルトの2015年ドラフト4位、ジュリアスに対してストレートをファウルにした後のチェンジアップに対応。見事にレフト前にタイムリーを放ったのである。



 「体はシェイプアップされていたし、14年もやっていなくて対応できたのはさすが。48歳といえど、独立リーグでもっと打席数や守備機会を増やしていけば、さらに良くなっていく可能性は秘められていると思う」と、新潟アルビレックスは、その実力を高く評価した。



 さらに「新庄選手が来てくれれば、若い選手のお手本となり営業面でもBCリーグに革命が起きるし、地域の子供たちに夢を与えることになる」との狙いもある。



 新潟アルビレックスは、本来サッカーで知られるが、同じ母体が2006年に野球チームを創設した。



 過去に2度リーグ制覇をしているBCリーグの強豪で2012年には現ヤクルト監督の高津臣吾氏がプレーイングマネージャーとしてユニホームを着て話題になった。



 地域の子供たちへの指導など野球の底辺拡大にも力を入れており、子供たちへの野球指導を続けている新庄氏の理念にも合致する。


 NPBのスター選手の独立リーグへの参加は過去にもあり、その都度、観客動員を増やしてリーグを活気づけた。



 独立リーグをステップにNPB復帰を目指すひたむきな姿はファンの共感を呼んだ。



 今季限りで引退した阪神の藤川球児氏もメジャーから凱旋する際にダイレクトに阪神に戻るのではなく、故郷の四国アイランドリーグの高知ファイティングドックスでプレーした後に阪神に復帰した。



 巨人を戦力外になった村田修一もBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスでプレーし6月末の途中移籍期限までNPBのオファーを待った。



 栃木ゴールデンブレーブスは、その後もNPB復帰を目指す大物を受け入れ、ロッテ、メジャー、阪神で活躍した西岡剛が2シーズンプレー。



 今季はメジャーでもプレーした元ソフトバンクの川崎宗則が加わり2人で二遊間を組み話題を呼んだ。



 新庄がもし新潟に加われば、これまで以上のインパクトを独立リーグに与えることは間違いない。


 村田、西岡らはNPB復帰を果たせなかった、



 だが、現段階で48歳の新庄氏の獲得に二の足を踏んだNPBの12球団も、シーズンが進みチームにケガ人が出るケースや、優勝、あるいはCS出場を狙うための緊急戦力補強が必要になるケースなどで状況が変化する可能性もあるのかもしれない。



 BCリーグという“もうひとつのプロ野球”を新庄氏が、たった一人の力でどこまで動かすことができるのか、を見てみたい気はするが、元々、新庄氏に独立リーグは視野にないのか、ここまで独立リーグでのプレーの可能性については言及していない。



 20日に更新したインスタでは「ユニフォームに袖を通す事は出来なかったが、次なる目標は決まっている。可能性は今回より低いかもしれないが挑戦したる!来年も僕から目を離すなよ」と宣言した。



 その後のインスタライブでは、すでにプロ野球への挑戦は過去のもので気持ちは切り替わっており、その次なる目標はサプライズ的なものとなり「(目標達成の可能性は)1%以下かな。0.001%可能性を求めてやっていこうと思う。来年、再来年の期間に何かを起こす。楽しみにして欲しい」とも語っていた。



 総合格闘技イベントを主催する「RIZIN」からオファーがあったことから格闘技への挑戦なのか、それともまったく違う分野の挑戦なのかも不明だが、どうも向いている方向は野球ではないようにも思える。



 それでも21日にテレビ朝日系の「報道ステーション」に出演した際、松岡修造氏のインタビューに対して「最終的には野球が好き。こんなにも好きだったのか、という気持ちにさせてくれた」とも答えていた。



 野球への情熱を失っていないことは確か。



 律儀に筋を通す新庄は「RIZIN」に対しても「大晦日はゆっくりしたい」と返事を返した。



 新潟アルビレックスは一縷の望みを残して返答を待っている。







新庄氏の目標は、あくまでもNPB復帰だつたので、独立リーグからのオファーは、念頭に無かった。と、思います。


正直、独立リーグ入りは、無いのかな?


何が何でも野球を続けたい。と、思いは無い様に私個人は、感じてます。


ただ、選んでくれたら、確実にBCリーグは、盛り上がるでしょう。