温暖化、日本の川からサケ消える!?
北大チームが試算
(2008年1月1日3時9分 読売新聞)
地球温暖化で海水温が上昇すると、今世紀中に
日本の河川から天然のサケが姿を消す可能性が
高いことが、北海道大の帰山(かえりやま)雅秀教授
(魚類生態学)と岸道郎教授(水産海洋学)の
研究チームの試算で明らかになった。
東北地方とほぼ同緯度の朝鮮半島東部の河川に
遡上(そじょう)するサケが減少しているという観測も
あり、帰山教授は
「すでに温暖化の影響が出ている可能性がある。
今後の推移を注視していきたい」と話している。
研究チームは、2100年に平均気温が上昇すると
した国連の
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の
報告書をもとに、日本の河川に生息するシロザケの
生態を予想した。
日本の河川で孵化(ふか)したシロザケの幼魚は、
オホーツク海に出た後、北太平洋のベーリング海から
アラスカ湾を回遊。
カムチャツカ半島、千島列島経由で2~7年で
産卵のため元の川に戻ってくる。
シロザケの幼魚の成長期に適した海水温は
8~12度で、越冬期は5度前後。IPCCの
予想通りに平均気温が3・4度上昇すれば、
オホーツク海の海水温は2~4度上昇し、
2050年ごろには、日本沿岸からオホーツク海の
回遊ルートが消えて国内のサケが激減する。
21世紀末までに生息域がなくなり、サケは
壊滅状態になるという。
鮭が、食卓から、消える?信じたくない!ですが。
どうやら、その可能性は、有る様です。
温暖化の影響は、どこまで、生態系に影響を
与えるのか?
2050年には、鮭が、食えなくなるのか~。
いや、それ以前に、捕れる数が、激減すれば、
その商品価値は上がり、値段が、跳ね上がって、
買うこと自体が、難しくなりますものね。
そうか~。今のうちに、しっかり食べておかねば。
そうそう、写真も残しとかなきゃね。
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