西武調査委が最終報告
球団体質を批判し、新たな提言-裏金問題
4月26日0時31分配信 時事通信


 プロ野球の西武が裏金問題で立ち上げた調査委員会
(委員長・池井優慶大名誉教授)は25日、
東京都内のホテルで記者会見し、
西武球団に対して提出した最終報告書の内容を発表した。


同委員会は、4月4日の中間報告以降、
新たな不正の事実は見つからなかったとしている。


球団の依田龍也常務は同日、
コミッショナー事務局に同報告書を提出した。


西武では5月の連休明けに球団関係者の
処分を行うことにしている。


 最終報告書は、
不正なスカウト活動にかかわった当時の
スカウトをはじめ星野好男前球団社長、
黒岩彰前球団代表ら球団関係者の実名を挙げ、
不適切な金銭の授受が契約金や報酬金、
あるいは交際接待費として球団で
会計処理されていた点について、
「トップから末端まで社会のルールを尊重する
意識が希薄だったといわざるを得ない。


最低限の企業の社会的責任すら
ないがしろにされていた」と
球団の体質を厳しく批判した。


 また、コンプライアンス(法令順守)
体制の充実強化のため、
組織やルールの整備と継続チェック、
生まれ変わる決意や姿勢を明確にした
新たな憲章の策定など球団に対する提言も
最終報告書に盛り込まれた。


 中間報告で明らかになった、
球団が金銭を渡したとされる高校、大学、社会人野球の
監督ら延べ170人のアマチュア関係者や、
契約金の前渡しなどの名目で
裏金を渡していたアマチュア5選手などの
実名については、
「個人を取り上げあるいは糾弾することは目的でなく、
同様の問題の再発防止が主たる目的」
などとして調査委からは公表されなかった。

 

最終更新:4月26日0時31分



関係者の氏名は少なくとも内示を
高野連がプロ側に要望-西武裏金問題
4月25日22時1分配信 時事通信


 日本高校野球連盟の田名部和裕参事は25日、
西武から不適切な金品供与を受け、
最終報告書では氏名が公表されなかった
アマ野球関係者について、
公表はできなくても内示はするよう求める
意向を明らかにした。


 日本高野連としては、
プロ側とドラフト会議に関する覚書を交わした
2004年1月以降の日本学生野球憲章違反者に
ついて問題とする方針。


覚書には「問題が起きた場合は双方で
事実関係を調査し、重大な場合は厳正に処分する」
との約束があった。


 田名部参事は
「(西武から不適切な金銭供与を受けた選手が
在籍した)専大北上と明桜の2校は処分を受けるのに、
同等の事件がありながら処分されなければ、
公正さを欠く。


また特定されないと、
すべての指導者が疑いの目を
向けられることになる」と話した。 

最終更新:4月25日22時1分




高野連、強行ですね。いい事です。


膿は、出せる時に、出した方がいいです。


それが、どんな結果になったとしても。


に、対し、プロは、どう言う対応を採るのか?


これからの流れも、楽しみです!


ファンを失望させないような対応を
願うばかりです。