【京都の寺社 伏見区】 ①/③
醍醐寺(醍醐東大路町)
三宝院(醍醐東大路町)
金剛王院(一言寺)(醍醐柏森町)
醍醐寺(醍醐東大路町)
宗派 真言宗醍醐派総本山。
山号 醍醐山。
本尊 薬師如来。
開基 理源大師聖宝。
札所 【上醍醐准胝堂】西国三十三所・11番(准胝観音)。
世界遺産。
国宝の建造物 【下醍醐】金堂(本堂)、五重塔、【上醍醐】清瀧宮拝殿、薬師堂、【三宝院】唐門(勅使門)、表書院。
重文の建造物 【下醍醐】清瀧宮本殿、【上醍醐】如意輪堂、開山堂、【三宝院】殿堂(庫裏、護摩堂、大玄関、秋草の間、葵の間、勅使の間、純浄観、本堂、奥宸殿)、宝篋印塔。
国宝の仏像 【霊宝館】薬師如来・両脇侍像(旧上醍醐薬師堂)、虚空蔵菩薩立像。
重文の仏像 【金堂】薬師如来・両脇侍像、【西大門】金剛力士立像、【霊宝館】五大明王像(平安時代)、五大明王像(江戸時代)、不動明王坐像(快慶作)、帝釈天騎象像、閻魔天騎牛像、如意輪観音坐像、地蔵菩薩立像、吉祥天立像、阿弥陀如来坐像、銅造阿弥陀如来坐像、千手観音立像、毘沙門天立像、【上醍醐・開山堂】理源大師坐像、【三宝院・本堂】弥勒菩薩坐像(快慶作)。
国の史跡・特別名勝 三宝院庭園。
醍醐寺は、上醍醐を中心に修験者の霊場として発展した後、醍醐天皇の手厚い庇護を受け、大伽藍・下醍醐が発展した。豊臣秀吉による 醍醐の花見でも有名。五重塔(国宝)は、京都府下で最も古い木造建築物。
仁王門。
境内。
五重塔(国宝)。
京都府下最古の建造物で、内部の壁画は 日本密教絵画の源流をなすものといわれている。
金堂(国宝)。
不動堂。
堂内には、不動明王を中心に 五体の明王が安置。堂前の護摩道場では、当山派修験道の柴燈護摩が焚かれている。
真如三昧耶堂。
観音堂(旧大講堂)。
観音堂を中心に広がる、弁天堂、地蔵堂、鐘楼、伝法学院などを総称して、大伝法院と呼ぶ。
祖師堂。
弁天堂。
弁天池(弁天堂の前の池)。
太閤枝垂れ桜。
【上醍醐】
薬師堂(上醍醐最古/国宝)は、醍醐天皇の勅願により創建。内部の仏像は、すべて霊宝館に移されている。
清瀧宮(拝殿が国宝)は、醍醐寺の鎮守社。
重文は、開山堂、如意輪堂、【霊宝館】五大明王像、【開山堂】理源大師坐像。
他に、醍醐水、准胝堂跡(落雷で焼失)などがある。
女人堂から 45分で 上醍醐。開山堂は、更に そこから登り、標高 450mの醍醐山頂に建つ(下醍醐から山頂まで 3.2km)。如意輪堂が懸崖造で趣深い。
女人堂。
上醍醐への参道(登山道)の玄関口。
参道(登山道)の入口。
不動の滝。
女人堂から 約20分。
上醍醐・最初の建物(寺務所)。
青瀧宮拝殿(国宝)。
青瀧宮。
醍醐水。
薬師堂(国宝)。
五大堂。
如意輪堂(重文)。
開山堂(重文)。
開山堂は、標高 450mの醍醐山頂に建つ(下醍醐から山頂まで 3.2km)。
左から、如意輪堂(重文)、開山堂(重文)。
【霊宝館・平成館】
国宝の仏像 薬師如来・両脇侍像、虚空蔵菩薩立像など。
重文の仏像 銅造阿弥陀如来坐像、阿弥陀如来坐像、千手観音立像、如意輪観音坐像、地蔵菩薩立像、閻魔天像、吉祥天立像、帝釈天騎象像、五大明王像、不動明王坐像(快慶)、不動明王坐像など。
入って右手に、五大明王像(重文)。軍荼利明王の表情に魅入られる。
左手には、向かって右から、帝釈天騎象像(重文)、日光菩薩立像(国宝)、薬師如来坐像(国宝)、月光菩薩立像(国宝)、閻魔天騎牛像(重文)など。
薬師如来。
根本准胝尊。
五大力尊。
三宝院(醍醐東大路町)
宗派 真言宗醍醐派大本山。醍醐寺塔頭。門跡寺院。
本尊 弥勒菩薩。
国宝 唐門(勅使門)、表書院。
重文 殿堂(庫裏、護摩堂、大玄関、秋草の間、葵の間、勅使の間、純浄観、本堂、奥宸殿)、宝篋印塔、【本堂】弥勒菩薩坐像(快慶作)。
国の特物史跡・特別名勝 三宝院庭園。
醍醐寺の本坊的な存在であり、歴代座主が居住する坊。庭園は、「醍醐の花見」に際して秀吉が自ら設計。庭園にある「藤戸石」は、天下を収めた武将が次々と所持したと伝わる。
唐門(勅使門/国宝)。
大玄関(重文)。
三宝院庭園( 国の特物史跡・特別名勝)。
中庭。
境内の梅。
慈氏殿。
慈氏とは、本尊・弥勒菩薩の別称。
金剛王院(一言寺)(醍醐柏森町)
宗派 真言宗醍醐派別格本山。醍醐寺塔頭。
本尊 千手観音。
開基 阿波内侍。
別称 一言寺(いちごんじ)。
千手観音は、貪欲な人の願いは叶えないが、ひとつことを一心に祈れば願いが叶うとされ、「一言寺観音」と呼ばれている。