移動の多い一日でした。
午前中は朗読サークルの練習で大阪へ。
一度西宮に戻り、朗読とピアノ アサクルの練習。
そして夕方今度は京都まで。
秋からお世話になる同志社女子大学で、「日本語日本文学科・日本語日本文化専攻科目担当講師の懇親会」があり、ありがたく参加させていただいたのでした。
明日、明後日とかなり忙しいので、今日はちょっとだけこの報告を。
関西に移り住むまでは、京都も神戸も大阪もごく近くにまとまっていて、簡単に行き来出来るようなイメージがあったのですが・・実際はこの三都、そこそこ距離があります。
西宮は便利な場所にあるので、神戸に出るのも大阪に出るのも30分ほどですが、京都となるとちょっと遠い。
それにまだ慣れないせいか、今日は大学までの片道一時間半がとても遠く感じられました。
でも大学の雰囲気って、本当に懐かしい!
学生さん達の熱気、何とも言えない学校内の独特の「匂い」、学食や売店・・・もう遥か昔の思い出になってしまった大学生時代を思い出します。
それに秋から私がお世話になるのは、日本文学科。
(私は、日本文学科の中に今年度秋から新しく開講する選択科目、「朗読」の講師をさせていただきます)
大妻女子大学国文学科を卒業している私には、本当になじみのある、懐かしい場所です。
今日は常勤、非常勤とたくさんの先生方が集まりましたが、どうも諸先生方といるとまだ自分が大学生で、緊張しながら先生方に囲まれている気分にまでなってくる。
やっぱり国文学、日本語関係の先生方独特の空気、雰囲気があり、それって共通みたいです。
自分が青春時代を過ごした雰囲気の中に再び戻り、今度は「先生」側としてその空気を共有出来るとは。
幸せな事ですねぇ!
不思議なもので、大学の中で「来栖先生」として対応していただくとちょっと背中がピンと伸びる気がします。
絵本セラピスト「くるちゃん」の時には何より親しみやすさが、アサクルの「来栖さん」の時にはきちんと感が自分の中では一番大きい場所を占めていて、私はそのどれもが気に入っています。
立ち位置がいくつもあって、その時その時でちょっと違った自分でいける・・・これ、私にはとてもあっていて、最高に贅沢な仕事の仕方だと思っています。
ありがたい事です、本当に。
とにかく
秋に向けて、止まる事なく自分の中身を充実させていかなきゃと改めて感じた一日でした。
明日は夙川公民館で「西宮人形劇祭り」。
期間限定コンビ、「イシクル」として登場です。
午後二時から、入場無料ですので、お近くの方はどうぞ遊びにいらして下さいね。
多分明日は・・適度にきちんとした「来栖さん」の顔です。
どうぞお楽しみに!