今日はどうにも朝から気分が落ち込み気味。
・・時々あるんです、こんな日。
理由なくというのではなく、よくある、でも渦中にいるとどうにも面倒なあれこれがまた家の中で勃発し、適度に解決はしたものの何となく割り切れていないという感じ。
ありゃ、ものすごくわかりにくい表現でしたでしょうか、すみません。
こんな時のためにこそ役立てるべき、今学んでいる心理学。
いろいろやってみました。
今の自分の感情をまずは否定せずに素直に受け入れてみたり。
まず行動を起こしてみようと笑顔で楽しい事をやってみたり。
全部が全部マイナスの感情だけではないと、満ち足りている部分に目を向けてみたり。
ああ、でもまだ私が修行中だからでしょうか。
今一つすっきりしません。
それでもとにかく家の中に一人こもるのは良くないと、打ち合わせもあって西宮阪急へ。
明日イベントの司会をさせていただくので、その打ち合わせを簡単に。
そして終わって、今日が3月1日であることに気付き。
そう、1日といえば・・
映画が1000円で見られる日!
映画好きの私にしてみたら、朝からどうして気付かなかったんだろうって感じです。
すぐにそのまま映画館に移動、子どもが学校から帰る時間に間に合う映画があるかと探してみたら。
運よく何本か。
『ダイ・ハード』、『フライト』、『世界にひとつのプレイブック』。
今日は重くない映画を見たい気分。
じゃあ『ダイ・ハード』?
・・・でもなぁ、何だかそれも。
という訳で、私にしたら今日まで全く見る予定がなかった一作、『世界にひとつのプレイブック』を見てきました。
この映画、アカデミー賞主演女優賞(ジェニファー・ローレンス)をはじめいくつかの賞を受賞している作品。
私は映画の前知識はほとんどなかったのですが、「爆笑がいつしか大粒の涙に変わる《共感度№1》の感動作」っていう文字に何となく惹かれて選んでしまいました。
そしてこれが。
とっても良かったのです。
あらすじは書きませんが、この映画に出てくる登場人物はみんなどこかとっても「クレイジー」。
離婚した妻をいつまでも忘れられず、ストーカーまがいの事をしてしまう「過去に生きる男」。
夫の死を受け入れられず、その後かなりの奇抜な行動を繰り返す「美女」。
ジンクス、迷信に振り回され、自分の気持ちをなかなか素直に口に出来ない「父親」。
大きくなった息子を溺愛し何もかもを受け入れてしまう「母親」・・・
もう本当にはちゃめちゃ。
1人1人が抱えている問題はかなり深刻なのに、この映画の中で映しだされているのは何とも人間的で魅力的な部分。
それが本当におかしくて、え~、そこまでやるの?と思いながらも応援してしまう。
そして最初はとっても奇抜と思っていたそれぞれの性格が、「そうそう、みんなどこかしらに似たような部分、クレイジーな部分を抱えているよね」といとおしくさえ思えてしまう。
今の私にとっては、とても共感出来る素敵な映画でした。
この映画を選んだのも運命、必然の出逢いだったのかもね。
でも人間である以上、大小の差はあれどどこかに「クレイジー」とも思える部分は持っていて当たり前。
それがどうしても受け入れられないとなったらシンドイですが、自分にもあるよなぁ、そんな部分。ならば相手にもあって当たり前かも・・と思えたら、生活はずいぶんラクになるような気がします。
そう思っての帰り道。
我が家を構成している家族の面々のクレイジーな部分を改めて考えてみました。
さすがにここには書けませんが、結果思ったのは、どれもまだ大丈夫、受け入れられないほどではないってこと。
それを上回るくらい、私は彼らが好きという事です。
それにねぇ、私のいろいろな「クレイジー」な部分だって、みんな何とか受け入れて、時に応援してくれている。
ま、こんなもんで良し、じゃないかなぁと。
家族の数だけある、それぞれの家族のスタイル。
まぁ良しという結果が出せるのならば、それは幸せなのだと思います。
いろんな時があるからね、家族の形も。
いい時も悪い時も、後から全部笑って話しましょ!
今日の私の気分を復活させてくれた一本の映画。
同じように低迷していらっしゃる方には特にお薦めです。
いい出逢いに感謝!
さ、明日からは本番続き。
明日は西宮阪急で、3つの育児雑誌の編集長さんをお迎えしての育児トークの進行をします。
午後一時~、西宮阪急4階のイベントスペースにて。
ふらりとお立ち寄りいただける無料のイベントですので、お近くの方、興味のある方はぜひどうぞ。
お待ちしていますね!