今月もほどほどに元気な感じで「+C」番外編の原稿提出できております。

ところで、以前そっとお知らせさせていただきました
週刊マンガ世界の偉人・オスカー・シンドラー回の発売が近くなってきたので
ロケ話を書いてみようと思います。
発売は7月23日のようです…

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そんなかんじで、去年の年末にひとりポーランドロケってきました…

ポーランドの印象↓
鉄道運賃がめんたま吹っ飛ぶくらい安い。電車の席にゴミ箱がついてる。
電車に行き先表示がないのでそのへんの人にどこ行きか聞かなくてはならない。
パンがおいしい。ホテルのフロントがツンデレ。
気温が低いのでカバンに入れたペットボトルの水が常にキンキンに冷えてる。
(あくまで個人的な印象です)
あとなんかもう霧がスゴイ。濃霧過ぎ。濃すぎ(という日もある)
すてきな国なのでみなさん行ってみるといいとおもいます!



上の写真は、鉄道のオシフィエンチム駅からアウシュビッツ博物館までの道のりです!!
霧深くて、通行人もほとんどいなく、時々思い出したように車が通るくらいなので
かなりドキドキしました。
ドキドキのレベルは平日午前の強羅・早雲山の間を一人歩きした時くらいです。


アウシュビッツのよくあるショットです。
このあたりに着く頃にはお昼も近く、あたりも明るくなって
周りに人もいるので安心な感じでした。
アウシュビッツは悪名高いですが、
このあたりの建物じたいはもともとポーランド軍の兵舎だったもので
れんが作りで可愛いです。



アウシュビッツ第二収容所ビルケナウの収容棟内部です。
ところでこのパソコン、何度やっても変換が「ビル家なう」になるので微妙な気持ちになります
誰だよビルって!!!
家いってないよ!!!!

アウシュビッツのれんがの収容棟の中はなんというか
氷川丸三等船室を少しひどくした感じぐらいだったのですが
ビルケナウの、このどう見ても家畜小屋デスネ!みたいな収容棟は
戦争末期のお金のなさを思ってドキドキします。
あとポーランドは寒いので冬にここに収容されたらそれだけで死ねるような気しかしません。


クラクフにあるシンドラー氏の工場の社長室です。
左のオブジェはかざりです。
工場は今は博物館として公開されているのですが
いきなり砂利が敷いてあったり、駅っぽい作りになったり
突然戦車や対戦車砲のようなものが置いてあったりするので
そのまま工場が保存されていると思って行くとワンダーランドへ連れて行かれます。
不思議空間好きな方におすすめ。
ナチスのリアル制服や実銃、飾り剣、ナチス皿、大きなハーケンクロイツの旗などの展示もあるので、
なっちなちにされたい人にも意外とおすすめです。
でもこれからリニューアルするようです。

工場で売っているガイドブックは、当時と今の町並み比較写真がたくさん載っていて
町並みマニアに大変おすすめです。
私はヒャッハー!です。



そんな感じでクラクフを中心にぼちぼちロケってきたのですが
せっかくクリスマス時期だったので、帰りに少しドイツに寄りました。


写真はニュルンベルクのクリスマスマーケットですが
すさまじくロマンチックでたいへんおすすめです。
屋台めしもおいしく、一生の思い出になることまちがいなし って感じでした。
新婚旅行にどこいこっかなーとか迷われているハッピーな方には
12月のニュルンベルクを熱烈におすすめします。
もちろん新婚旅行じゃなくてもいちじるしくおすすめしたいです。

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そんなかんじロケばな終了です。
またいつか海外いきたいなあ!
もうすぐドイツでゲットしたチョコレートがなくなってしまうのです…完食なのです……