福岡スタジオ、今年最後のお客様は6年来のお付き合いのMちゃんでした。
「しばらくピラティスやってないので、少し練習しないと、先生のスタジオにお伺いできないと思ってたのですが、日が経つばかりなので」と連絡をくれたのです。
そんなMちゃんのために私は「お久しぶりの人のためのプログラム」を組み、
呼吸法からのんびりと始めました。
彼女と私は、福岡空港の近くのカルチャーセンターでレッスンを担当していたころからのおつきあいで、
その後彼女もインストラクターライセンスをとり、
仕事を休みがちな私のレッスンを代行をしてもらったり、
私が東京との往復が多くなって、博多駅近くのスポーツクラブをやめなきゃいけなくなったとき引き継いでもらったりとお世話になっていたのです。
「川久保先生のブラッシュアップをみてみたい」とわざわざ東京まで来てくれたのもこのMちゃんで、
仕事以外で連絡取り合うのは年に一度ぐらいでしたが、
繊細なのに、「あらっぽいスポーツクラブの体育な仕事」もこなしてくれるMちゃんはありがたい存在で、
当時から一目置いてもいるし、大切なひとでもあるのです。
最初会ったときのMちゃんはサラサラのロングヘアーの可愛い女の子でしたが、久しぶりに会うと「ものを創る人」の表情になっていて、それも嬉しい驚きでした。
デザイナー志望の彼女に道が開けますように。