だから最近のリールは・・・ | 曇り時々釣り

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釣りとF1を主なテーマに、日々思うことを綴っていきます。

昨日意を決して最新鋭のリールを買ったのだが、

何とリールシートに付かないというアクシデントが発生した。

結局返品。大変残念な週末となった。


F1002742.jpg
確かに昔のリールシートではあるが・・・


目的はこれらの巻物用ロッドに合わせたリールであった。

某S社から出た新しいサソリ70がずっと気になっていて、先日入荷したとの知らせを聞いて飛ぶように釣具屋に行った。

触ってみて予想通り十分よかったので購入。

そして今日は釣りに行くつもりでロッドにセットしたときに悲劇が起きたというか悲しい事実がわかった。


ハードベイトSPのTBSシートは確かに古いシートでもうロードランナー以外では採用されていない。

具体的にはリールのハンドル側のプレートの後部の下側(クラッチレバーの横のあたり)が昔のリールとは違い垂れ下がるような形状になっていて、そこの内側がリールシートの張り出し部分(CYBERNETICSの字のあたり)と干渉する。

これによって肝心のリールフット後部(オス型)が、リールシート後部(メス型)に入りきらない。

つまりフードを締めたとき、フット前部と問題のボディの干渉部のみでシートに止まることになるのだ。


ありえない。


止まらないことはないだろうが、これで何年も釣り続けたら最悪の場合リールシートが変にたわんで、中でブランクを固定している接着剤が剥離するだろう。

確かにオスとメスの相性は色々あるが、さすがにこういう局面で出てくるとは思っていなかった。

TBSシートで合わないのだから当然写真左のダイワTD-Sのオリジナルシートにははまりもしなかった。

ハリアー系のブランク露出型シートも完全にNG。

となると、恐らくUSトレイルやスティーズ、ブラックレーベルもNGなのだろう。これらはほぼすべて自分の好みの竿である。

特にブラックレーベルはハードベイトSPが引退した後に導入する可能性が現時点では非常に高い。

ECSシートには合うが、私はECSを巻物には使っていない。となるともはやこのリールを使う道がなくなる。

残念ながら返品した。そしてジリオンにすることにしたがまさかの1016SV-H品切れ・・・。


みなさん気をつけてください。


そして、

シマノさん、「このリールはこの竿(シート)には付かない」くらいの情報はどこかに書いておいて下さい。

ダイワが商売敵だといっても共進化しているのは事実でしょう。

(大)企業なんだから、販売前に市場の全てのリールシートに付けて確認する作業くらいできるでしょう。

それくらいの親切はしてもいいのじゃないでしょうか?


不幸中の幸いだったのは通販で買わなかったことだ。