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このブログは、小野キリストの教会miriの独り言ブログです。

13日に私の父が天に召されました。
大正15年生まれ。
2年前から人工透析を受けていましたし、最近、足腰が弱くなっていたところ、5月1日に転倒して骨折。
それから、目に見えてさらに弱くなってゆくのがわかりました。

結局、肺炎になり再入院。12日にはうちの澤さんとこども達がお見舞に行った時は、元気だったのですが、翌日、あっという間に心筋梗塞で召されてしまいました。

父と母が信仰しているのは霊法会です。
霊法会では葬儀に関してあまりこだわりもないし、決まった形式もないとのことでした。

もしかしたら、何らかのスタイルがあったのかもしれないのですが、
何かを計画的に考えることが苦手な母は、
直前になって、
「浩士さん、牧師だからまかせるわ。」
などと無謀なことを言うのです。

結局、キリスト教のスタイルを取りながら、
参列者がそれぞれの思いで父の旅立ちを見送るということになりました。

祭壇は百合などの洋花。
戒名が書かれた位牌。
ロウソクがあり、
献花。
聖書が読まれ、
讃美歌を歌う。

霊法会関係の皆さんは、数珠を手にして讃美歌を歌う。

想像すると、ちょっと違和感がありそうですが、
実際にその場にいると、
それぞれの信じる心の拠り所を持ちつつ、
一番自然なスタイルになったのではないのではないかな、、と思いました。

急に任された澤さんは、準備が大変だと思います。
でも、臨機応変が得意ですから、さすがでした。
( ̄▽ ̄)b