シャーロット.ケイト.フォックスのデビュー曲です
誰だ?だれだ?あんた!!、、と思っていたら
な~~んだ、NHKの連ドラに出てた人ね
ハリウッド映画のようなストーリー~~ドキドキ

ベトナムかここは~~みたいな突込みは置いておいて}

日本語が上手いのだけど時折混じる巻き舌と綺麗なアレンジ
ついつい口ずさんでしまいますぅドキドキ

いやいや、ちょっとまてちょっとまて
お兄さん♪

ゴンドラの歌って↓↓ちゃいまんの?ドキドキ




はい、そうです
1952年黒澤明監督の「生きる」で使われた歌です
ごく普通の公務員である主人公が自分の命の期限を知った時
紆余曲折を持ちながら、新たに生きる意味を考え、住民の要望だった公園の設置に尽くすという内容です
そして、完成した公園のブランコに揺られながら「ゴンドラの歌」を
口ずさみながら息絶えていきます
白黒と志村喬の演技が渋くて個人的に日本映画の中で1番好きです
ドキドキドキドキ
映画の中で使われた曲の著作権問題のため1974年まで
リバイバル上映が出来なかったというエピソードがあります


ん?んっ?
も一度ちょっと待てちょっと待て、お兄さん♪
これ↓↓ちゃいまんの?





ほうほう、、其処まで遡るか、、
ゴンドラの唄は
大正時代の劇団、芸術座のお芝居「その前夜」の劇中歌です
ロシアの作家ツルゲーネフの長編小説です
さて、この芸術座というのは大正2年に結成された島村抱月率いる劇団です。劇中で歌を歌わせるという日本初の試みが話題になりました
「ゴンドラの唄」「カチューシャの唄」「さすらいの唄」など
ロングランヒットだったようです

ドキドキドキドキドキドキ
2番目の動画の女性はこの劇団の女優であり、島村抱月の愛人でもあった松井須磨子です
この方、なかなか奔放な方のようで、2度の離婚の後、島村との交際が始まります
当時にしては超最先端の美容整形もしています
鼻を高くするのに蝋を入れるというのが当時の主流だったようで
術後、入れ物がずれたり、不具合があったらしいですが、、どうなんでしょう??
竹久夢二の絵に見るような,淑やかそうな女性達の美に対する執着心
を想像すると微笑ましいですね。
頑張れっ♪♪ブーケ1
動画にあるような、もの寂しい切なさを表現した歌い方をみると
演技派のだったんだろうな~~
酷いノイズの向こうの世界はどんなんだったんだろう??


1918年{大正7年}島村抱月がスペイン風邪で他界すると
須磨子は後を追って自殺をします。
芸術座も解散となります。時代は第一次世界大戦真っ只中でした。