甘く見ると大変な山

  「金精山(こんせいざん)」登山へ

                   (2244m)

 

この山は、栃木県の奥日光、群馬県境にそびえる山です。

今回初登頂でした。

以前から金精道路(国道120号線)を通る度、気になっていた山ですが、やっと実現しました。

地図上では最短1時間少々で登れるようですが、全体的に急峻で落石や崩壊箇所の通過など注意が必要だと思いました。

しかし頂上からの景色は格別で、奥日光を満喫出来る素晴らしい山でした。

それでは、その時の模様をお送りします。

辿ったルートは、国道120号線(金精道路)の金精峠トンネル入口脇の駐車場からスタートし、金精峠経由で「金精山」頂上へ行きました。復路も同じルートです。

 

ここは国道120号線(金精道路)のトンネルと、その入口脇にある駐車場です。

 

後ろには、これから目指す「金精山」が見えます。

既にここは1843mの標高があります。

 

駐車場奥に登山道の入口があります。

では、スタートです。

 

登山道はいきなり段差のある階段状の急登で始まります。

途中で「男体山」と「湯の湖」を望んだ風景です。

 

登山道は整備されているとは言え、少々厳しい道のりです。

 

祠が見えてきました。どうやら金精峠に着いたようです。

 

「金精峠」(2024m)です。

見晴らし抜群で、「男体山」と「湯の湖」が見晴らせます。

 

峠の様子です。

「金精山」方面の他、「根名草山」方面及び、「菅沼」方面に分岐しています。

背後の山は「温泉ヶ岳」です。

 

それでは「金精山」に向かって進みます。

 

峠から見た「金精山」は鋭角なピラミダルな山で格好良いです・・・しかし、登るのが大変そうだと想像できます。

 

峠から少しの間、勾配の緩い道なので、花を見る余裕があります。

 

登りに掛かります。

 

ロープ場や梯子が現れますが、気をつけて行けば大丈夫です。

 

そして「金精山」頂上到着です!! (2244m)

 

山頂はまあまあの広さですが、滑落しないよう注意です

 

頂上からの景色です。

「男体山」(右)から「女峰山」(左)、「太郎山」(左手前)まで一望です。

手前には「湯の湖」、そして車で辿って来た金精道路が見えています。

 

「男体山」をズームアップ!! 右にちょっとだけ「中禅寺湖」が見えます。

 

ズームアップ!! 右から「大真名子山」、「小真名子山」、「女峰山」、手前に「太郎山」

 

北隣にそびえる「温泉ヶ岳(ゆせんがだけ)

 

頂上からだと、やや木が邪魔しますが「日光白根山」が見えます。

「金精山」を越えて「日光白根山」方面に向かう人も多くいます。

 

群馬県方面の「菅沼」と「丸沼」なども見えます。

 

頂上でゆっくりした後、同じ道を戻りました。

急峻な道なので、スリップ注意でした。

しかし、1時間程の道のりなので、大変ながらも楽しみながら登れた山でした。