青葉芽吹く樹林を散策

   奥日光ハイキング①

      (高山[1668m]~西ノ湖)

 

天気も良かったので近場の山を登ろうかと検討したのですが、当日の山頂は20m近い強風の予報が出ていたので、急遽ハイキングに出掛けることにしました。

行き先は奥日光で、地元であるにもかかわらず、まだ訪れたことがない高山(たかやま)山頂と、西ノ湖(さいのこ)へ行きました。

平日だったこともあり、訪れるハイカーも少なくノンビリ自然散策が出来ました。

それでは、その時の模様をお送りします。

辿ったコースは、竜頭の滝駐車場を起点として、滝上から登山道に入り「高山」山頂へ。その後中禅寺湖へ下りて「千手ヶ浜」から遊歩道を進み「西ノ湖」へ向かいました。帰路は中禅寺湖畔の道を通り、竜頭の滝へ戻りました。

 

奥日光三名瀑の一つとされる「竜頭の滝」です。滝つぼ近くが大きな岩によって二分され、その様子が竜の頭に似ていることからこの名がついたといわれています。

ここの駐車場からスタートしました。

 

「竜頭の滝」に沿って滝上に進みます。

男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ち、幅10mほどの階段状の岩場を勢いよく流れる渓流瀑です。

 

滝上から眺めた風景です。奥に中禅寺湖が見えます。

 

滝上の道路の橋を渡った所に「高山」へ向かう登山道の入口があります。

ここから2.4kmの道のりです。

 

始めはなだらかな道ですが、この後傾斜はキツくなってきます。

 

花を愛でながら歩きます。

 

木々の間から中禅寺湖が見えました。

 

後ろを振り返ると「太郎山」が見えます。

 

登り詰めて「高山」頂上到着です。

しかしながら、周囲は木々に覆われ、余り展望は良くありません。

 

標高は、1667.7m

誰もいない頂上でしばし休憩です。

 

休憩後、頂上から反対側の道を下りて行きます。

中禅寺湖までは、2.3kmです。

 

下山路で見掛けた大木。横に向かって伸びています。

 

「熊窪・小田代原分岐」まで下りてきました。

左へ曲がって中禅寺湖目指します。

 

 

道の斜度も緩やかになり、気持ちの良い樹林の道を進みます。

 

中禅寺湖畔の「熊窪」に出てきました。

 

目の前に「中禅寺湖」が広がります。湖畔の道を進んで行きます。

 

軽いアップダウンをしながら「千手ヶ浜」を目指します。

 

「千手ヶ浜」へ到着しました。

 

中禅寺湖から望む「男体山」です。

 

「千手ヶ浜」を過ぎて間もなく「西ノ湖」へ向かう道が現れます。

 

爽やかな明るい樹林の道です。道はほぼ平坦です。

 

 

途中「山の神」という標識が現れました。

0.2kmということなので、ちょっと寄り道してみました。

 

道を進むと、大きな木の下に祠らしきものが見えてきました。

 

これが「山の神」です。小さな祠ですが、神秘性を感じます。

 

「西ノ湖」に近付いた所で吊り橋を渡ります。

 

「西ノ湖」到着です。

 

 

山と樹林に囲まれ、静寂だけがこだまする湖です。

訪れている人は、私の他に2人だけでした。

 

湖を少し進んだ所から、「男体山」が望めました。

湖の水が随分干上がっているように感じました。干上がった浜辺には、鹿の足跡が沢山ありました。

ランチ休憩後、来た道を戻ります。

 

「千手ヶ浜」に戻って来ました。

 

中禅寺湖畔の道を「菖蒲ヶ浜」方面に向かって戻りました。

この湖畔の道は平坦かと思いましたが、「赤岩」付近を中心に結構起伏のある道でした。

 

訪れる人も少なく、静かなハイキングをしたい方にはお薦めのロードだと思いました。