八ヶ岳最高峰を極める
「八ヶ岳」登山へ(前編)
「美濃戸口」~「赤岳」(2899m)
8年振りで八ヶ岳の最高峰「赤岳」に登って来ました。
美濃戸口の駐車場をスタートして南沢経由で「行者小屋」へ、「文三郎道」を登り「赤岳」頂上に立ちました。天気は比較的良かったものの、東方面は雲に覆われて展望がありませんでしたが、西方面は「北アルプス」まで見渡せる大絶景を望めました。この後、「横岳」~「硫黄岳」を縦走して北沢経由で下山しました。
今回は前編として、「美濃戸口」から「赤岳」山頂までの様子をお送りします。
辿ったコースは「美濃戸口」をスタートし、「美濃戸」から反時計回りで「赤岳」~「横岳」~「硫黄岳」を巡りました。
ここは「美濃戸口」の駐車場前になります。ここに車を置いて(駐車料800円)スタートしました。
早速、「美濃戸」へ向かう未舗装路へ入って行きます。
本来、「美濃戸」まで車を乗り入れられますが、一部路面状況が悪く、車の底を擦る心配があるので、ここから40分ほど歩きました。
「美濃戸」まで来ました。建物は「美濃戸山荘」です。
山荘の先で、「南沢」と「北沢」ルートの分岐があります。
「南沢」へ進みます。ここから本格的な登山道です。
途中、川を何度か渡りますが、簡易的な橋が架けられているので、難なく渡れます。
何処までも続く樹林帯の道です。
「行者小屋」に近付くと視界が開けてきます。
「行者小屋」に着きました。
小屋前の広場からは、これから登る「赤岳」が間近に迫ります。
小屋を出て暫く登り坂を進むと「文三郎道分岐」があります。
右は「阿弥陀岳」方面、左は「赤岳」方面です。
高度を上げて行くと、下に「行者小屋」、その向こうには「硫黄岳」が見えてきました。
今回、「文三郎道」を初めて使いました。とてつも無い長い階段が体力を消耗します。(過去は「地蔵尾根」で登っています)
一気に高度を稼ぐと抜群の展望が待っています。写真は「赤岳」登頂後進む「横岳」と、その左に続く「硫黄岳」です。
反対側には、手前に「中岳」、その右背後に「阿弥陀岳」がそびえます。
そして目の前には「赤岳」の険しい岩稜が望めます。
北アルプスの「槍・穂高」も見えました。
尾根の分岐点まで登り切りました。
振り返って登って来たルートを見下ろしました。下に「行者小屋」、「横岳」~「硫黄岳」、その左奥には「蓼科山」も見えています。
「蓼科山」をズームアップ!!
「阿弥陀岳」に向かう道
「赤岳」頂上直下の鎖場に差し掛かりました。
ここを登り切れば頂上です。
花に癒やされながら登ります
登って来た岩場を見下ろした風景です。
「赤岳」頂上到着です!!(2899m)
頂上の数十メートル先には、「赤岳頂上山荘」があります。
ズームアップすると「諏訪湖」も見えます。
こちらもズームアップすると、最奥には北アルプス、その手前には霧ヶ峰が見えます。
「蓼科山」をズームアップ
山の稜線の右側(東)は、あいにくガスに覆われて展望が利きませんでした。
小屋前から望んだ「赤岳」頂上です。
下には「赤岳天望荘」、その先には「横岳」への険しい道が見えます。
一旦、小屋まで急降下します。
小屋まで続く鎖場を慎重に下って行きます。
手前下に「行者小屋」の赤屋根が見えますが、その先には「赤岳鉱泉」の小屋が見えています。「硫黄岳」登頂後、あの小屋前を通過します。
前編はここまでです。後編は「横岳」~「硫黄岳」の様子をお送ります。