おはようございます。




今期話題の映画、オッペンハイマーを観てきました。


第二次大戦中、マンハッタン計画を主導し


原爆の父と呼ばれた男。


こういう言い方もアレなんですが、作ってるひとたちは原爆を落とした国の側。


そして僕は原爆を落とされた側。


なので、そういう気持ちでみていたのですが


正直、原子爆弾の威力を実験するシーンは心が痛かったし


それが成功して喜ぶロス・アラモスの研究員たちの描写は共感できなかったけれど


それに違和感を感じていくオッペンハイマーの描き方がうまいなと。


前半の、ただひたすら功名心の為にバタバタと駆け上がっていくスピード感。


晩年の公職追放の聴取とリンクする描写が交じるのでちょいとわかりづらいシーンもあるかもしれないけれど




まだハリウッドにはこんなパワーのある作品をつくれるんだなと


正直感嘆した。そんな作品でした。


情報量が多いので、全然知識なしで観るよりも


あらかじめパンフレットで予習してから観たほうがよいかも。


あまりネタバレで書かないつもりでしたけど


多くのひとに観て欲しいし、どう思うか感想をきいてみたい作品です。