おはようございます。古民家調査の途中、
山国町から添田町へぬける山道の
旧毛谷村と呼ばれる地区を訪れました。
時代物浄瑠璃、歌舞伎『彦山権現誓助剣』の主人公、毛谷村六助の墓があり
それを守るように集落が形成されています。
資料館もありますが、残念ながらコロナ禍で休館でした。
調べてみると、毛谷村六助は本名を貴田孫兵衛といい
加藤清正の家臣で加藤十六将の1人。
朝鮮出兵で一番槍の手柄をたてたそうです。
後にその出兵中に討死したという説もあり、
実は生没年不詳の人物の様ではありますが
この村の伝承では62歳で亡くなり、近年まで村の持ち回りで供養が行われていたとのこと。
今に伝わる劇として、そういうものがのこったり伝わったりすることは大事ですよね。
今でも演者の方が墓を訪れるそうです。