前回の続き



俺は番号の謎を抱えたままいつもとは違う空気のわが街を歩いていた。





何が変わってるわけではない



いつものコンビニ、いつものように賑わう商店街



ただ何かが違う



何かが腑抜けているのだ




ただ何が違うかは言葉にはできない




こんな気持ちは感じたことがなかった





ポロロロロン、ポロロロロン




急に外套の上についているスピーカーから音が鳴り始めた






「えー、えー、そろそろはじまります」



「自分のナンバーを再度確認して商店街の一丁目に集まってください。」





なんだこれは?





俺のナンバーは8





再度確認せずともはっきりと覚えていた






っていうか確認も何も消えちまったからなー石の中に






俺はなんのこっちゃわからないままとりあえず一丁目に行くことにした






そこには多く人が集まっていた。








10,20いや100






全員が全員誰も口を開いていなかった。





殺伐とした空気の中大きな声が鳴り響く





「おーいこっちだ。おーい、おーい。」




見覚えのある一際目立った大柄男が手を大きく振ってこっちを見ている




おいおい空気読めよ




そしてこっからでもちょっと息くさ



次回へ